舘 造 園 (タチゾウエン

           

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2023.2.10 紅梅

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一昨日、植栽工事のほぼ終了したお庭(つくば市内)で、お客様が1輪挿し用の花を切りながら「こんな暮らしができるなんて思ってもみませんでした。庭の花を活けることに憧れていたんです、嬉しいです」と喜んでくださいました。私共も非常に嬉しかったです。

同じ日、現場を通りがかった研究者風(石を投げれば研究者に当たると言われるつくばですので)の紳士からは「昨日もですが、あなた方はとても楽しそうに働いてらっしゃいますね」と声をかけられました。そんなことを言われたのは初めてです。
私と夫がにこやかに働いているとは思えません(むしろ仏頂面のはずです)ので、体からそのような空気を発していたのでしょうか!?理由は不明ですが、なんだかそれも嬉しかったです。

写真は今朝「まずい、植木屋っぽいところをブログで見せないと」と活けた紅梅とアセビの葉ですが、かわいいだけでなくほのかに香る梅にクラクラしました。
 

2023.2.9

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一回読み終わった本なのに気が付くとつい手が伸びてしまうエッセイで、「とにかく読んでみて」「ネットとかテレビより面白いから!」と夫に勧め珍しく成功しています(10年前に発売された本です)。
しかし著者の福里さんはそのテレビの人(主にテレビCMを作る人)でして、広告業界では超有名人でした。なぜ自分が図書館でこの本に手を伸ばしたのか思い出せませんが、多分この表紙ですね。

企画書など一度も作ったことはありませんが、何かを生み出す人(福里さん)の思考が暗くて最高です。
 

2023.2.7

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作業中の写真をここから撮りたいなぁと思っても、いつもここにトラックを停め作業をしてしまうためこんな感じで撮れません(荷台の根鉢はよく撮れました)。
今日はこの荷台にある高木だけなく、低木や地被植物なども植栽しました。春になったらこれ、夏にはこれが咲いて欲しい、秋になったら…と四季を想像しながらの作業は時間忘れるほどです。

作業工程上(トラックの都合上)、昼食をさっと食べに行くことは難しいのですが、つくばグルメについてお客様からいろいろと教えて頂いており、行きたいお店だけが増す日々です。

 

2023.2.6

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オイルショック後はやはり順調です(車屋さんのお陰ですが)。

現場は順調ですが今週は私も同行しているので、舘造園から現場までの1時間半弱だけは夫にとって順調ではなく苦痛のはずです。決して現場が遠いのではなく、興味がないであろう聞きたくないであろう私の話(=でも聞かないと怒られる主婦の愚痴)三昧、オンパレードだからです。
しかし帰路はいつも平和そのものです。理由は充実した作庭作業時間を過ごした後であることともうひとつ、私が助手席で熟睡(爆睡)しているためです。
家に到着後は…翌朝に向かってまたストレスが溜まるわけですが!

作庭写真はまとめてご報告したいと思っておりますので、植木を掘っている父でお茶を濁したいと思います(父には失礼)。


 

2023.2.3 オイルショック

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今日は作庭現場でクレーンの油圧ポンプのホースが裂け、油がブシャーー!!と吹き出し、焦りました。
急いでこの証拠写真(車屋さんに見せるかもと思い)を撮り、夫はその場で車屋さんへ電話をし、その後はひたすらこの油の処理に追われました。結果本日は油処理だけで現場を撤収し、その足で車屋さんへ駆け込みました。
トラックに問題があったわけではなく、クレーンの(ホース)問題だったので無事走行できたのが救いでしたが、お客様にはご迷惑をおかけし申し訳なかったです。

昨日まで萩さんが4日間参加してくれていたこちらの現場へ私は今朝先週ぶりにお邪魔しました。ですので庭の変化にいいねいいね~と現場到着後は喜んでいたのですが、あっという間にこのショッキングな状況に陥りました。(私が登場した途端というところが不吉です。)

さて、この状態から布にオイルを吸わせたり、水で洗い流したり、砂を買ってきては再び油を吸わせたりしながら滑らないようになってくれ~!と祈りつつ(焦りつつ)慣れない作業をしていたので、本当は何が最善策だったの?と車中でも夫と話をしていました。
ですので車屋さんに到着早々この私よりも早く「こういう場合、道路のオイル処理はどうすればよかったんですか?」と車屋さんに夫が質問した時は珍しく「いいぞ君、いい質問だ!」と褒めたかったです。
そのお答えは...「うちではおがくずで吸い取って捨てています」でして、さすがプロなるほど~!でした。
今日は、こういう事の後は良いことが起きるのが常だ!と信じ眠りたいと思います。
 

2023.1.30

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現在作庭中のN邸にて先週撮った1枚です。

何気なくブログに載せている風ですが、内心いつも「こんな(素敵な)生活をしている人がいるんですね!」と驚いています。

こちらのお宅は建築家 伊礼智さんの『i-works project』による住宅です。
この日も「あったかい!」を何度も言ってしまい、夫が「俺らお客さんの家であったかいばっかり言ってるよ」と笑っていましたが、ほんとにその通りです。でもですよ、朝なのに「暖房切ってるんですけどね」って一軒家で言われたらたまげますよ。しかも大寒波の先週にですよ。
(恐らく早朝だけ暖房を入れればその後切っても、魔法瓶みたいに暖かさが持続する家なんでしょうね、予想ですが。)

2023.1.29

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作庭工事に向かうトラックの準備をしています。
明日からは萩さんもつくばの仕事に参加してくれます。

さて、約2週間ぶりに電子レンジのある暮らしが戻ってきました。結局半導体不足により修理はできなかったとのことで、新品を届けてくださいました。便利〜!と感謝できるこの謙虚な気持ちが持続するといいのですが、慣れちゃうでしょうね。
 

2023.1.28

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昨夕は雪が降り薄っすらですが積もりました。
浅いつくばいのフチ(縁)にもこんな感じで積もり、カクテルの名を3つくらいしか知らない私ですが「ソルティドッグ」を思い出しました。

昨夕の雪が降っている時間は本当にきれいでしたが、夫が「テレビなんて消して外を見た方がいい、そんなの消した方がいい」とうるさく、そうなると絶対にテレビを見ててやる!となってきて、結局静かな心で雪の降る景色を眺めることができませんでした。
 

2023.1.26

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このブログを読んでくださっている方の間で「チガヤのお客さん」についてご意見を頂くことがたまにあったのですが、この度そのチガヤのお客さんの作庭工事がつくば市内で始まることとなりました。(2022年8月25日付けのブログで③の方です)

チガヤのお客さんはNさんといいます。
新築の家を建てるので作庭をお願いしたいとのご連絡を一昨年(2021年)の夏頃に頂いたのが始まりでして、その後メールや電話でのやり取りを経て、現場を拝見したのですが、その土壌には手強い雑草のチガヤがびっちりとはびこり、庭作りの前にまずはこの土をどうにかしないと庭を作ってもうまく管理していく事が難しいという土地(土壌)でした。
しかしそれをNさんにお伝えすると、「自分達でなんとかする」と仰る(言い出す)ので、私達植木屋だけでなく工務店さん(芝木材店)も一緒になって「いやいやいや、体を壊すから~」と止めたりもしたのです。
しかしNさんは時間をかけ、ご夫妻でコツコツとチガヤの根を掘り起こしては抜くという作業をやり続けたのです。結果はこの通りで「あの日と同じ場所とは思えない」と改めて感心します。
ということで、私の中にある「第一印象は当てにならなかった」の上位にNさんは君臨しております。

写真は庭の一角にあった物です。
チガヤだけでなく、土の中に埋まっていた大きめの石や砕石(ガラ)もこうして時間を見つけてはコツコツと集めていらっしゃったんだなと。しかも奥には(ザルのような)ふるいまであるのが見えるでしょうか?
ここまでして頂いて、このお気持ちに応えなかったら罰が当たると思いつつ仕事に励みます!(主に夫が)
 

2023.1.25

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今朝から雪が散らつきましたが、今は青空も見えています。この後どうなるのでしょうか?

 

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