舘 造 園 (タチゾウエン

           

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2025.10.15 作業前

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剪定作業前に「いい感じだー」と思った夫が撮ってきた1枚です(先週)。
植木屋に依頼するからには散髪と同じく、さっぱり剪定してもらいたいと思って当然でそれが植木屋の仕事です。しかし久しぶりにお邪魔したお宅の植木がいい具合(作庭時に自分が想像したような、またはそれ以上)に伸び伸びと成長してくれている様子を見ると「剪定する前の方が多分いい雰囲気だろう」と夫は思うそうで、この日もこうして写真を撮ったようです。
だからといってそれは「剪定なんてしなきゃよかったぜ」ということじゃーありませんのでどうぞ誤解なさらないでください。

この街に住みたいと思う方も多いであろう都内の住宅街に建つお宅です。
にもかかわらず設計をされた丸山弾さんが建物の2方向にしっかりと植栽エリアを設けてくれました。
ごくごく普通の家のように佇む家の風格を感じます。

この日(前日もですが)、萩さん(都内在住)に作業を手伝ってもらった夫が「萩さんが軽トラ(中古で)を買い替えたいんだって」と私に言ったあと続けて「で俺にできることはさ、」と言うので、なんだ?援助か?え!?無理だよと思ったら「都内じゃ今、軽トラの中古車がものすごい品薄らしいから茨城の中古車屋さんを1日案内するよって萩さんに言ったんだー」と言うので、それはそれで「ケチ、どんだけお世話になっているんだ」と思いました。

 

2025.10.7

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白い花はホトトギスです。
真っ赤な実はウメモドキ、一番ボリュームのあるまだ実になりたての茶色い実はサルスベリですがこれは近年見かける品種で、葉が夏の間も濃いワインレッド色(花は濃いピンク)です。
夏の間は「このサルスベリ、元気だけどちょっとどぎつい色だし暑苦しいか?」とも思っていたのですが、秋の空気の中で見る葉の色やこの実はとてもいいです。
分かりにくいのですがホトトギスの花の真上に少しだけある実物(と左側の緑の葉)はマルバシャリンバイの実(と葉)です。もったいなくて1本しか切れませんでした。

写真とは関係ありませんが、今朝夫の父から渡されたスーパーの袋の中身は大根の種を撒いてみたらものすごくたくさん発芽しちゃったから間引いたというベビーリーフよりは育った大根の葉でした。ちなみに父は野菜作りもお得意!みたいな植木職人ではありません。
そういえば昨日「えっちゃん大根の葉っぱいるか?」と庭で聞かれたので「大量でなければ助かります」と答えたとこでした。もちろん洗って刻んで炒めてお醤油味にしてごはんのお供にいたします。
足腰の弱った母に代わり収穫するのは父ですが、シソの実にしても栗にしても下処理が多いので母の仕事も多そうな秋です。
 

2025.10.6

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作庭後に口頭で「モミジの木は虫に穴を開けられることが多いので、細いノズルのついた殺虫スプレーでシューっとやってください」とお客様にご説明することが多いのですが、それはつまりこういうことです。

これは先週伺ったお客様のお宅ですがこのように高い位置の場合、はしごに登って作業する必要があるので無理はしないでください。枝の一本が枯れるくらいね!と諦める気持ちも大切で、「絶対にどうにか(復活)させなければ!」という熱すぎる思いは逆効果になることが多い気がします。~私の体験より~

自然界では誰もシューっとはやってくれないので枯れた枝は朽ちて落下するだけですし。
 

2025.10.3

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夫の父はよく何かの入ったスーパーの袋を「これ」と言いながらくれます。
夏は頂きもののナスやピーマンが多かったのですが、最近は(生の)さんまやかぼちゃ、りんごと変化し、今週はついに(生)栗で「おお、秋だね~」となりましたがそれと同時に「ああ剥くのか…」と自分の予定を考えました。
結局もらった翌日の朝に剥き始めましたが(始めれば意外と楽しくなる作業で好きですが)、「ここまで手間をかける必要はあるのか?」と思わずにはいられませんでした。

剥いた栗は少なめのお砂糖で煮ました。そのままでも美味しいですが、写真のように羊羹にのせたら豪華版!栗羊羹みたいになり「あれくらいの手間でこんなに美味しくなるなら」と思えるくらい満足しました。

私はカップヌードル・トムヤムクン味が好きなのですが、年中食べるのはなんとなく良くないような気がしていて(買い置きも遠慮気味に一個にしています)、でも今日は「トムヤムクンカップヌードルを食べた後の栗羊羹はさぞ美味しいだろうな!」と強くイメージしてしまい、しかも一人昼食で自由だったため夢をすぐに実現でき幸せでした。そうです、夫のいる昼食は不自由なわけですよ。
畑にパクチーが育っている時はパクチーもカップヌードル・トムヤムクンに刻んで入れると美味しいです。今日はパクチー無しでしたが、これまた父からたくさんもらったカボスを絞り入れました。体に良いものも食べてるし!と自分を安心させる小技にどれくらい意味があるのだろうか?ではありますがカボスはやはり合いました。
 

2025.9.24 

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ついこの間まで外に出る時はちょっと覚悟しなくてはならないくらい暑く不快だったのに、先週の金曜日頃から突然素晴らしく心地の良い秋風が吹き始め、無駄に外に突っ立ったりしています。いつからこれほど秋に感謝するようになったのでしょうか、秋にはぜひとも長居していただきたいです!
そんな心地良い気候の中、作庭工事もスタートしております。
今年の7月初旬に石工事までは終えていたこちらのお宅の植栽を行っております。
今日はほぼ同じ位置から撮影できています。つづく…
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植栽風景 つづく…
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タマリュウマットを張っているところです。今日はここまできました。とてもほっとしています。
写真左手奥は今後家庭菜園エリアになる予定です。
作庭工事の度に「自分たちで作った庭をいい!いい!言うのってどうなのよ?」と思ってはいるのですが、落葉期も足元の緑が楽しめるとてもいい庭だと思いました。

個人情報がバレない程度にお話しいたしますと。
こちらのお客様のお子さまはお庭で一緒に遊ぶ年齢ではありません。
そうなると「もしかしたら庭でキャッチボールするかも!」や「夏はここでプール遊び!」などのご希望もありません。
実際キャッチボールもプールも(バーベキューも、アフタヌーンティーも)1年365日のうち何日かな?ではありますが、家も庭も夢を叶えるためにあるわけで私自身も「イチジク(の実)が庭に欲しい!食べきれなかったら干しイチジクにするし!」などと言い夫の反対を無視し植えました(植えてもらいましたが)。
その後イチジクはぐんぐん枝を伸ばし実も大量に収穫でき喜びましたがそこまで消費はできず(夫は食べない)、干しイチジク作りもうまくいかずの状態で「やっぱりいらない、すみませんね」となり伐根してもらい終わりました(こういう流れを人は経験と呼ぶと思っていますー)。
ちなみに庭にプールを置けるのは非常に助かる!と私は感じますし、あるお客様からは「息子とのキャッチボールも十分楽しみました(でももうしない)」とお礼を言われたこともあります。

例え話のボリュームが多くなり申し訳ありませんが、そういうわけでこちらのお客さまのご要望には迷いがほとんどありませんでした。
このタマリュウマットを張ればメンテナンスのお悩み解決!なわけではありませんが雑草も土埃も抑制できます。芝のように芝刈りの必要もありません。また芝と違い冬場も緑です。
欠点は芝より価格が高いということです。

㊟タマリュウマットであっても雑草は広げない(成長をさせない)ことが大切です。
草取りをせず放っておけば雑草にタマリュウが負けます。
 

2025.9.17

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1年前に作庭工事を行ったお宅にて作業を行いました。

こちらはドッグフレンドリーなお庭を目指したお宅で、ポイントは写真手前の高級外車のような自動芝刈り機(独・ハスクバーナ)の導入でした。
室内用お掃除ロボットのルンバと同じく家具や物(庭の場合は植木)がごちゃごちゃあるのはよくないため、また犬が自由に走り回れるよう植栽のほとんどは敷地の周囲にしました。

芝生エリアの周囲に配線がぐるっと地中に埋め込まれています。
そのため私の書いた青い線の場所のように刈り残しはできます。しかし、しかしですよ、こんなにきれいに刈ってくれるって素晴らしいです!夫も感心していました。あとは耐久性や故障の頻度だと思います。
こちらのお客様の他にも同じ機種の自動芝刈り機をお使いのお客様がいらっしゃますので、自動芝刈り機を持ったことも使ったこともない私たちはお客様に「どうですか?どうですか?」と使い心地を聞くばかりですが、いまのところ「楽でいいです」というお答えです。

ちなみに施工の順番は・・・作庭工事→芝はり→自動芝刈り機の配線工事と設置 で、
芝はり施工は工務店さん、自動芝刈り機の販売・設置は城北工機さん(茨城県城里町)という分業です。
 
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今日は自動芝刈り機の刈り残しエリア(主に芝エリアの周囲)を肩掛けの草刈り機(ナイロンの紐タイプ)で人間(舘造園)が刈りました。
写真の角度がなぜビフォーアフターで(今日も)違う?ですが、すっきりシャープな雰囲気になった作業後のお庭の様子を感じて頂ければと存じます。
(植栽からまだ1年ですので剪定作業は行っておりません。)

広い庭を持ちたい!芝生を楽しみたい!でも管理が…という方々にとってこの機械は希望の光だと私は感じています。
 
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私が人間でも犬でも「ずるいずるい!」となる別荘のようなこちらのお宅の設計はカナザワ設計さんです。大きな犬達もきっとカナザワさんに感謝していますね。

ウッドデッキの左端から1mくらい離れた場所に見える黒いものが自動芝刈り機です。
ここから出動しては芝を刈ります。

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