舘 造 園 (タチゾウエン

           

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2025.2.13

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作庭工事中の現場でして、今週の月曜日からスタートしています。
写真は玄関前に据えた大判の自然石です。富士山のようで縁起がいい!と私が写真を撮りましたが、富士山に対してはノーコメントの夫で、ただ「いい石だろ~」と言うばかりでした。

私は今日初めてこちらのお宅にお邪魔したのですが、素晴らしい住宅で驚いてばかりでした。
しかもこちらのお宅に家具を納められた丸山木工所の丸山さんにもお会いすることができ(調整してくださったのですが)、久しぶりに非常に楽しい時間でした。

途中、小学生のお子さんが帰宅しテストで100点を取ったからと(中古の)ポケモンカードを買いに、お仕事がお休みだったお母さんと出かけていきました。
その姿に私は、そういう小さな喜び(でも子供にとっては多分大きな喜び)を自分は子供に与えてきただろうか?と過ぎた時間を感じていたのですが、最近同じように感じる機会が増えています。
それは子供と過ごす時間のゴールが見えてきたせいかもしれません。
それと同時に老いがスタートしている模様で人生ってこういう感じなのか意外にあっという間じゃないかと体感中です。

そうなってくると「自然っていいな、素晴らしいな!花鳥風月って誰が言い出したのよ、それに尽きるじゃないか」と納得する機会も確実に増えている年齢でもあるわけですが、「ただ温泉という自然(一字)は入れ忘れちゃったよね」とも感じています。湯花鳥風月、日帰り温泉施設のお食事処にありそうなネーミングですが語呂的にも意外といいのではないでしょうか。
 

2025.2.12 

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昨日帰宅した夫がこの花(梅)を見て「やっぱり梅はいいなあ、」と言っていましたが、私も毎年思います。
昨日はほぼ100%蕾だった一枝が、今朝には弾けるように咲き始めています。かわいいったらありゃしません。

花瓶に花を活けるのは難しいですが、料理と同じく素材でかなりフォローできます。
真っ直ぐすぎる枝は花器を選びますので難しいです。ぜひ雰囲気のある花材選びでごまかしてみてください。
それと花瓶の口に当たる辺りはごちゃごちゃさせない方が何かといいです(見た目だけでなく、水を差す際、活けなおす際も作業しやすいので)。
緑はコウヤマキです。

それにしても本当に値上げラッシュですね。スーパーで途方に暮れています。
野菜を(知り合いから)頂くことがよくあるのですが、以前だったら「ありがとうございまーす」くらいの感じだったのですが、今は「ありがとうございますっ!!本当に助かります!」くらいに変化しています。
 

2025.2.8

何月何日から私はコロナでした、と言いきれるものではないということを知ったばかりですが、頭痛持ちでない私にとって突然の頭痛は大変つらく病院へ行くとコロナでした。それが大体10日前のことです。
作庭工事の予定のあった夫も念のため検査を受けると陽性でした(夫は症状が悪化せず終了)。
ということで、仕事では延期とキャンセルでまたしてもご迷惑をおかけしていた次第でございますが、来週からは再開しますのでどうぞよろしくお願いいたします!

薬を飲んで寝ているだけだった4日間(しかも一応家の中で隔離されていました)、私は普段とは違う部屋で寝ていたのですが、暇すぎて寝っ転がった位置から見えるほこりやカビを見つめては「ああ元気になったら掃除してやるー」と思いつつも同時に「どうせ治ってもやらないんだろうな自分は」とも思っていました。
やらない理由を見つけるのはとても簡単で今日だと「寒すぎる」です。 
 

2025.1.28 

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先週は茨城に3泊し手伝ってくださった萩さんです。
前日までは横浜だか川崎だかの仕事だったそうで「申し訳ないです!萩さん」と言いつつ思いつつも頼っているわけでして、実は来週も茨城に出張していただきます。
夫など萩さん移住計画を狙っているので怖いところですが、萩さんは都内のいいところ在住なのでいくら夫にそそのかされたって「死んでも引越しはしませんがね、」とお思いのことと存じます。
近年私がここで萩さん情報を流しているためお客様から「萩さんは来ますか?」と聞かれることがございます(こちらのお客様にも)。
残念ながら作庭工事の度に登場してくれるわけではありませんが、今年も夫はアタックし続けるはずです。
 

2025.1.27

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先週末に無事作業を終えたお宅です(ちなみに食事会も無事終え、お店もなかなか良かったそうです)。

こちらのお宅(K邸)は昨年の夏に石工事を、そして今回植栽工事を主に行いました。
作庭工事といえば植栽する植木選びも重要ですが、敷地内に生じている高低差をどのようにうまく納めていくのかも重要です。
最初から平らであれば工事はしやすいですが、高低差のある敷地や庭は「おっ!」というわくわくをプラスしてくれます。

大名庭園の「オッオ~!ワンダフル!」までは全くいらないけれど、毎日通る数メートルのアプローチに少しでもわくわくを感じられたら「やってらんないよな~」という日もましになるかーもしれません。
また、適当なこと言って!とお思いでしょうか。

高低差があってもなくても、そろそろ早春の花が楽しませてくれる季節ですね。
開花はまだでも花の蕾は膨らみ、その蕾の色から花の色がわかるほどの木も多々あり、まさにわくわくしています。
寒さは厳しいですが、その寒さの中で見上げる星空の美しさにも驚きます。20年以上常陸大宮に住んでいますがその驚きが小さくなるなんてことは全くなく、「ちょっと星、すごすぎない!?」という私の声は昔より大きくなっているはずです(老化とかではなく)!
 

2025.1.26 アプリケ作家

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昨日(1月25日)から東京駅構内にあるあの素敵な東京ステーションギャラリーにて始まった『宮脇綾子の芸術』展。

私の知識レベルは「アップリケではなくアプリケなのね~」や「絵もお裁縫もどんだけうまいの!?トマトをここまで魅力的にするって」程度ですが、とにかくおしゃれでかわいくて渋さもあり魅力的です。
何がいいってよくわからない芸術ではなく「わ!欲しい~」と思える感激を素直に与えてくれる作品であることです。ポスターのトマトも欲しいですからね。

順番が逆ですがなぜ私が宣伝しているかといえば、宮脇綾子さんは建築家・宮脇檀さんのお母様だからです。で?でしょうが、だから宣伝しました!
私も夫も来月は電車で都内に行く用事があるので、行く気まんまんです。
お時間がございましたら是非。
 

2025.1.23

先週から今週はパソコンの不調によりこっち(私)も不調になっていました。
夜布団に入って寝る前も全くすっきりしませんでした。
何度「(パソコンなんかより)寒い中でも暑い中でも、草取りする方が私は断然好きだ!」と思ったことでしょうか。
最終的には車で近くのケーズデンキへ走り、ノートパソコンをその場で購入し必死に(本当に必死で!)どうにかして、昨日くらいからやっと普通に息ができるようになった気がしているところです。
反省すべきは「もうちょっといけるんじゃないか??」と無知なくせに無理無理パソコンを働かせていたことです。
絶不調のパソコンからデータだけは!とバックアップを取るときなど、冗談ではなくパソコンの前で両手を握り祈っていたのですが、水もやらず植物を育てその植物の前で祈ってるだけの人と同じか?と想像すると怖いです。

というわけで、真新しいパソコンから更新中!
夫は今週、今年最初の作庭工事を(萩さんにも協力してもらい)県内にて行っております。
お天気にも恵まれ順調です。
ちなみに今回も萩さんと夫は食事に行きます。そのお店は初めてですが、今回はきっちりと検索し夫とも相談し予約も済ませました。さてどうですかね~。頼む!という気持ちでまた祈ってます。
 

2025.1.21

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昨日は県内のお宅にてお茶室周りの垣根(の一部)を新しくしました。
材料は竹、柱用の木材、しゅろ縄にクギ(釘)を少々です。
夫はこのなんでもない四ツ目垣(ヨツメガキ)が非常に好きです。
自然素材で作った垣根は朽ちるので嫌だと思われる方も多いです。しかし朽ちない素材で作られた垣根の違和感もあります。
四ツ目垣、ご自身で挑戦できない垣根ではありませんし作る時間も楽しいはずです。お好きでしたらぜひ小さい物から作ってみてください(ケガに注意!)。

以前、お正月に私の実家に帰ると父が室内の床ににいきなり細い竹を数本置き「舘君、ちょっと教えてくれないかい?」としゅろ縄の結び方の指導を夫に求めてきました。
好奇心旺盛なのか図々しいのか微妙ですが。

写真のお茶室、自転車が置かれていますね。これぞ日常って思いました。
軒があればそこに何か置きますからね。で置きすぎると収拾がつかなくなる、それも日常ですよね~。

 

2025.1.13 最近読んだ本

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文庫本の3冊は1月4日に近所のブックオフのお正月セールで買いました。110円でも嬉しいのに88円もあり(中吊り小説)、まさにお年玉でした。しかもどれも当たり!の面白さ。

全く好評でない本の紹介を今年もたまにしていきたいと思いますが、どうぞどうぞ飛ばしてくださって結構です。

左上より
板上に咲く/原田マハ・・・彫刻家・棟方志功の生涯を主に妻の立場から追った小説で、読んでいる最中から実物の版画を見に行きたい!!となりました(できれば青森に)。

バリ山行/松永K三蔵・・・年末に図書館でこの緑色の表紙が目にとまり「バリかあ、大昔に行ったな~楽しかったな~」と内容を全く知らず読み始めました。それがよかったのか、え!?と驚く内容と言いますか、そもそもバリ島のバリの話でもなんでもなく「山行」が重要だったわけで、でも私は「山行」という意味すら知らなかったのです。
山行とは山岳地へ行くことだそうです~。じゃあバリ島の山岳地へ行く話か?というと全く違います。年末年始に読んだ中でベスト3に入ります。

おらおらでひとりいぐも/若竹千佐子・・・いつか読もうと思っていたのでセールで買い読み始めると、「あれ?なんか知ってる、ああやっぱり知ってる」と思い口に出すと近くにいた子供に「お母さん、それ前にも読んでたから」と言われた本。まずいです。老いと死の境の話だと思えるこの小説ですが私も着実に老いております!

ゆびさきに魔法/三浦しをん・・・単行本を買う事はあまり多くないのですが、三浦しをんさんには弱いです。ネイルとは無縁の人生だった私ですがそれでもやはり三浦しをんさんの小説は面白いドラマを観ている時のような気分にしてくれます。そして読んでいる間ずっと、そのネイルがゴージャスだったり可愛らしかったりする友人の指先をイメージしていました。

湯道/小山薫堂・・・経営の厳しい(家族経営の)銭湯をめぐる話で温泉やお風呂の魅力を文字で感じる喜びがありました。主人公が都会の有名建築事務所から独立した建築士という設定もとてもリアルでございました。

中吊り小説・・・タイトル通りですが、電車の中吊り用として書かれていた短編小説(しかも豪華な作家)です。「これを電車に揺られながら見上げて読んだらもっと面白かっただろうな~」と思う内容多しです。

おまけ
図書館に返却してしまい写真もありませんが、『うそコンシェルジュ』という小説(津村記久子)も非常におすすめです!文庫本になったら絶対買う!と思っています。

さてー、このように押し付けがましい私ですので家族にも読書を推奨しております。
下の子供には東野圭吾の「マスカレードホテル」を面白いよ~と紹介していたのですが、数日前に読み終わったそうで「すごいよ!面白かったよ!」と言っていました。でしょでしょというこの気分、書いたわけでもないのにいい気分~。
夫からは「絶対に面白い、みたいなのは?」と聞かれますので、毎回超ベストセラーな本を紹介しております。そして大抵それは好評です、さすがベストセラー。


 

2024.1.7

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本格的な雨は1ヵ月ぶりだったそうで、本当にようやくの雨で少しほっとしています。
植木畑も水分が少なすぎるため、今年は立派な霜柱も見ていません。
写真は今朝の様子です。
濃い霧の中にいるような状態から徐々に木々の輪郭がはっきりと見えるようになるまでの変化が美しく、久しぶりの雨だったことを非常に感じる朝でした。
 

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