舘 造 園 (タチゾウエン

           

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2025.4.21

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今日お邪魔したお宅(2022年作庭・N邸)のお玄関です(右手側の壁にドアノブが少し見えると思います)。
お玄関を出て右手側(=写真奥)の新緑がはっとするほど輝いていました。
「さあ今日もがんばるか」という朝にここを通ったら何かいいものが取り込めそうなポーチです。
建物と庭が一体となるってほんとに重要!と思います。
じゃあ作った人がすごいのか?というと、庭については間違いなく日々の手入れをしてくれる人や眺めてくれる人です。

でもやっぱり丸山さんってすごいなと感動したので、ご迷惑とは思いつつこの場から一報入れました(メールにて)。

住宅設計/丸山弾-スタジオ
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写真奥(南側主庭側)の植栽から3年が過ぎ、いろいろなタイミングがグッドであったため(主に舘造園の都合です)、写真手前の北側へ伸びるアプローチや植栽の追加工事を行いました。

おしゃれに暮らしている人に嘘くささを感じる人間であった過去の自分に「決めつけないで!」と言いたくなる日がたまにありますが、今日は大声で伝えたくなるような1日でした。

数年したらこのアプローチ周りもきっともっと建物に馴染んでいい感じになると思います。
N邸の土壌は全体的に固くなりやすいせいか、うまく育ちにくい植物もあります。それでもコツコツと庭作りを楽しまれ問題を少しずつ解決されているNさんの暮らし方や行動力を知り、私も頑張る!となっております。


 

2025.4.17

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黄花イカリソウ。
花も葉も大好きな花で少し前から咲き始め嬉しいです!
他にもヒュウガミズキや日陰ツツジ、クロモジなど目に優しい淡い黄色の花を見るのが楽しい春です。
外が気持ちの良い季節なので草取りもはかどります。はかどりますが、全く追いつきません。


 

2025.4.8

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あちこちでサクラが咲き「あんな所にも桜の木があったなんてねえ」と、この時期だけ注目しては、移動中の車中からきれいきれいとあちこちの桜の木を眺めています。
植木畑ではツバキがその枝をしならせるほどの花を付け、情緒のないレベルまで咲いています。
写真手前の花もツバキです。奥の花瓶は菜の花とムスカリで、3日くらい前に切ってきたものです。
この時期は気温も低めですので花の持ちが良いうえ(ツバキは短いですが)、春の花がたくさん咲くため、ついついあれもこれもとなり嬉しい悩みです。

昨日は急遽つくば方面へ行った夫。前日に決まった予定でしたが、せっかくなのでご近所のお客様のお庭をちらっとでも拝見したいと思い(前日に)メールをすると。。。「油断しておりました!」と返信があったそうです(でもどうぞと)。
以前、別のお客様からは「こ、これは抜き打ちですか!?」と返信を頂いたこともございます。
決してそんなつもりはありませんし、通り沿いからでも見えるお宅であれば前を勝手に通過して終わりのこともよくあります。
荒れていてもなんでも現状を確認したいだけなのですが、お客様にとったらそりゃ抜き打ち検査ですよね、申し訳ございません。

作庭後、自分たちの植えた木が元気であったり、その庭が愛されていることを感じられた時はものすごく嬉しいです。
しかし夫も私も生活の中で庭をずーっと維持することの苦労も理解しているつもりです。だから「まずい、舘さんにバレる」とは思わないでください。

ちなみにその「油断しておりました!」のお客様のお宅のお庭ですが(お客様はお留守でしたが)、全く問題ないどころか「ひと目見れば世話をしてくれているのがすぐ分かる、すごく良かったよ!」と夫が申しておりました。

以上を読み「だから怖いんだよー」と私なら思いますが、施主の皆様はいかがでしょうか??
鶴の恩返し風に「(舘さん、)作庭後は決して、決してうちの庭を覗かないでください」派の方は、そのようなお考えであることをまず仰ってください。約束は守ります(多分)!
 

2025.4.4 

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今朝は霧が濃く、木々に咲く花がぼんやり見える様子が美しく、撮ろう~と思い外に出て実際に撮ってみると・・・神秘的な雰囲気も何も感じられないこのような1枚になり残念です。
しかし今年は写真のシデコブシがたくさん咲き、しかも長持ちしてくれ嬉しかったです。
(昨年は鳥にほぼ100パーセント食べられてしまい悲しかったので。)

春は1年間やってきた庭仕事の成果が分かりやすく感じられるので成績表みたいだと思います。学校の成績は残念だった私ですが、庭の成績は長い時間がかかったものの上昇中です!

 
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こちらも霧の中撮った1枚です。
この時期のクリスマスローズはもう花の中心にぷっくりと子房ができていますよね。
そこから種を採取して増やすのよ!という方は別ですが、そうでない方は早めにお花を摘んでください。あまり子房を育ててしまうと(クリスマスローズの)株が子房を育てることに力を注ぎ疲れます。
今後の成長を考えながら、花を摘んでください。
もちろん切り花として楽しむのもおすすめです!
 

2025.4.2

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3月の末頃から雨が多めですね。気温も低く春の花々が長持ちしてくれていてうれしいです。
そんな肌寒かったり強風もあったりの中、「実は毛越寺に行ったことがない」という夫と東北地方へ行ってきました。
中尊寺から車で5分程度のところにある毛越寺、「どうしたらこれでモーツージって読むの??」が最大の疑問くらい特に興味のなかった私(や子供)でしたが、金色堂より印象に残りました。
時期的になのか時間的になのか中尊寺も空いていたのですが、毛越寺の人のいなさも有難く「ああ浄土庭園とはこのようなことなのでしょう」と感じさせて頂きました。
(暗いですが撮影時刻はお昼の12時)

ここだけでなく仙台や秋田も周り結果、車の走行距離は約1060㎞だったそうです。
 
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今回の東北、夫は秋田の武家屋敷やその街並みと毛越寺が見てみたかったようですが、私はどちらに対しても「そうですか。。。。」でした。
ですので自分の好みとしてこちらを目的のひとつにしていました。

仙台の街中にある『彦いち』というお店です。家紋が橘(たちばな)で舘造園と同じという点にも惹かれ「行くべきだね!」と思ったわけです。
旅を肯定する理由を探してしまう自分、これはなんなんでしょうか。
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本当は注文したもの全てがでーんと揃ったところで撮ればもっとこのお店の魅力もお伝えできるのでしょうが、一刻も早くテーブルに届いた料理から(皆を待たず)どんどん食べたいのでこの写真が限界でした。
左は鍋焼きうどん右はラーメン、この他に栗おこわセットやかけそばセットも注文しました。
メニューは素晴らしいラインナップで子供も「水戸にこんなお店があったら最高だ!」と言っていました。
ちなみに私はここで邪悪なことを想像しました。それは「うちのお店のお庭をお願いしたいのですが」とこのようなお店に依頼され「舘さん、よかったらいつでも好きなだけ食べにきてくださいね」と言われることです。それを夫にも言うと「そういうの、ロクなことにならないよね多分」と真っ当すぎる意見で「知ってるよ!そんなの」でした。

こちらはずんだ餅でも有名なお店らしいですが、しょっぱいごはん系+甘味が食べたかった全員の気持ちから誰もずんだを注文せず、誰かのずんだを一口だけもらいたかった(味見したかった)私は残念でした。

この日私たちは開店時間の10分前に並び2番に入れましたが、食事を終え出てくるとかなりの行列ができていました。

 

2025.3.24

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先週植栽を行ったK邸で、萩さんも無事作業に来てくれました(翌日は都内も雪だった日です)。
私の目には、植栽のために用意された舞台と外壁に見えたこの場所ですが、西日をしっかり浴びる(夏場は建物の熱もある)場所でもあるため、植栽した株立ちのアオダモにはぜひとも頑張ってもらいたいです。

今回はものすごく遠慮してこの写真1枚を選びましたが、別の方向やもっと引いた場所から見ると、さらに表情豊かでレストランかギャラリーのように見えるK邸です。
この職業になり、たくさんの「わ、すごい!」と思うお宅に伺いますが、そのことに慣れることはなく、この日も「ここに暮らすんですか!」と驚きました。

住宅を設計されたのは、丸山弾-スタジオのOGである鈴木さんです。
 

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