舘 造 園 (タチゾウエン

           

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2025.4.2

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3月の末頃から雨が多めですね。気温も低く春の花々が長持ちしてくれていてうれしいです。
そんな肌寒かったり強風もあったりの中、「実は毛越寺に行ったことがない」という夫と東北地方へ行ってきました。
中尊寺から車で5分程度のところにある毛越寺、「どうしたらこれでモーツージって読むの??」が最大の疑問くらい特に興味のなかった私(や子供)でしたが、金色堂より印象に残りました。
時期的になのか時間的になのか中尊寺も空いていたのですが、毛越寺の人のいなさも有難く「ああ浄土庭園とはこのようなことなのでしょう」と感じさせて頂きました。
(暗いですが撮影時刻はお昼の12時)

ここだけでなく仙台や秋田も周り結果、車の走行距離は約1060㎞だったそうです。
 
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今回の東北、夫は秋田の武家屋敷やその街並みと毛越寺が見てみたかったようですが、私はどちらに対しても「そうですか。。。。」でした。
ですので自分の好みとしてこちらを目的のひとつにしていました。

仙台の街中にある『彦いち』というお店です。家紋が橘(たちばな)で舘造園と同じという点にも惹かれ「行くべきだね!」と思ったわけです。
旅を肯定する理由を探してしまう自分、これはなんなんでしょうか。
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本当は注文したもの全てがでーんと揃ったところで撮ればもっとこのお店の魅力もお伝えできるのでしょうが、一刻も早くテーブルに届いた料理から(皆を待たず)どんどん食べたいのでこの写真が限界でした。
左は鍋焼きうどん右はラーメン、この他に栗おこわセットやかけそばセットも注文しました。
メニューは素晴らしいラインナップで子供も「水戸にこんなお店があったら最高だ!」と言っていました。
ちなみに私はここで邪悪なことを想像しました。それは「うちのお店のお庭をお願いしたいのですが」とこのようなお店に依頼され「舘さん、よかったらいつでも好きなだけ食べにきてくださいね」と言われることです。それを夫にも言うと「そういうの、ロクなことにならないよね多分」と真っ当すぎる意見で「知ってるよ!そんなの」でした。

こちらはずんだ餅でも有名なお店らしいですが、しょっぱいごはん系+甘味が食べたかった全員の気持ちから誰もずんだを注文せず、誰かのずんだを一口だけもらいたかった(味見したかった)私は残念でした。

この日私たちは開店時間の10分前に並び2番に入れましたが、食事を終え出てくるとかなりの行列ができていました。

 

2025.3.24

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先週植栽を行ったK邸で、萩さんも無事作業に来てくれました(翌日は都内も雪だった日です)。
私の目には、植栽のために用意された舞台と外壁に見えたこの場所ですが、西日をしっかり浴びる(夏場は建物の熱もある)場所でもあるため、植栽した株立ちのアオダモにはぜひとも頑張ってもらいたいです。

今回はものすごく遠慮してこの写真1枚を選びましたが、別の方向やもっと引いた場所から見ると、さらに表情豊かでレストランかギャラリーのように見えるK邸です。
この職業になり、たくさんの「わ、すごい!」と思うお宅に伺いますが、そのことに慣れることはなく、この日も「ここに暮らすんですか!」と驚きました。

住宅を設計されたのは、丸山弾-スタジオのOGである鈴木さんです。
 

2025.3.15 

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こうして写真を撮るだけのことを面倒に思いお伝えするのが遅くなりました。ごめんなさい。

寒肥(かんごえ)は一般的に冬季の施肥に対して使う言葉です。ですので2月頃までがよいと書かれていることが多いと思います。(落葉樹ですと芽吹きの頃にちょうど分解され土から良い養分を取れるから)
じゃあ3月はもうダメか?と言えばそんなことないと私は思っています。
どうせ今年の夏も猛暑でしょうし(5月だって暑い日もあるでしょうし)、力をつけて元気な株を育てた方がいいです。
以下は舘造園がよく使う肥料です。

相変わらず袋にパンチがありすぎて目がくらみそうですが(写真上から)。
○グリーンキング・・・お客様から教えて頂いた高級肥料です。盆栽や大切に咲かせたい花鉢などに向いているようですが、私は庭(地植え)でも使う場合があります(贔屓の植物や心配なものに使います)。

○油かす(発酵)・・・最もよく使う肥料です。顆粒状もあればコロッとした塊タイプ(中粒、大粒など)もございます(舘造園は中粒くらいを使うことが多い)。
植木や植物の根にいきなり養分が届くのではなく、まずは微生物のエサとなる(微生物が活発になる)→環境の良くなった土壌では良い根が育つ→良い成長をする!というサイクルです。

どちらの肥料も有機肥料ですので、土そのものに元気になってもらうものです。欠点は即効性には欠ける点ですが、その分じわじわ効きます。
早めの効果も必要な場合は、これらの有機肥料にプラスして液肥の化学肥料(ハイポネックス等)や活力材(リキダス、メネデール)を与えてください。

私はこの冬の乾燥で弱らせてしまった低木類に「お願いだ、復活してくれ!」と念じながらリキダスを与えています(希釈しじょうろであげてます)。
ちなみにクリスマスローズは昨年の秋頃から与えた肥料が効いたようで今年はたくさんの花を付けてくれました(半日陰の場所を求めて移植もしています)。
 
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こちらが活力剤のリキダス(エコパック)です。

効果を実感しやすのでうまく使うと良いですが、化学肥料だけを使い続けると土が固くなっていくように感じます。
土にとっても酸素はものすごく大切です。根っこが気持ちよく伸びていかれるか?とイメージしてみてください。

舘造園では昔から鶏糞(安価です)も多く使っています。広い敷地では長所だらけの鶏糞ですが住宅地ではそうでないことも(臭いなど)もあります。詳しくはカーメン君動画にありましたので、敷地が広い方はチェックしてみてください。
⚠️鶏糞は発酵鶏糞をおすすめします。

 

2025.3.14 

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一気に春の匂いと風を感じます。
雑草の季節も始まっていますが、同時に開花を見つける喜びも多い季節!
クリスマスローズと菜の花。

 

2025.3.12 お手入れ作業

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2021年に作庭工事を行ってから初めてのお手入れ作業に伺いました。
調子の悪い植木もあるとご連絡を頂いていたため、この場所に到着するのと同時に見えてきたお庭の様子に「(夏の暑さも厳しい環境下なのに)ここまで成長させてくださりありがとうございます!」とほっとし、嬉しい気持ちでトラックから降りました。
こちらの写真は剪定前の様子です。できる限り自然な姿に見えるよう手を(鋏を)入れますが、この伸びやかさは失われますので。

山の木や自然にもお詳しい、こちらにお住いのご主人とおしゃべりしながらの庭仕事は本当に楽しく、半日の作業時間があっという間に過ぎてしまいました。
2歳になったという一番小さなお子さんが、「地団駄を踏むことを覚えた」と聞きその姿を想像し「かわいい!!」と思いました。我が子でなければイヤイヤ期も地団太もかわいいわけですね、勝手なものです。

 

 お手入れ作業

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写真左側に見える茶色い葉(落葉せず枝についている)はヤマコウバシ、また小さ過ぎて見えないと思いますが、中央には黄色いダンコウバイの花が咲き始めていました。
どちらも作庭工事前からNさんがお持ちだった植木です。「夫はヤマコウバシいいな、真似しよう仕入れよう」と言い、私は「ダンコウバイかわいい、欲しい育てよう」と思いました。

右手側足元の黒いホースが見えますでしょうか?
こちらは水がにじみ出てくるタイプのホースです。ホースは見えないようにしないと、という配慮(Nさんも埋めたいと仰っていました)も大切ですが、植木にとっては「とにかく水くれ!水!」である日も多い(特に夏場)と思いますので、グッズに頼れるところは頼って頂きたいです。植木や植物も頷き喜んでいるはずです☺︎

住宅設計/ i+i 設計事務所 飯塚 豊
 

2025.3.6

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本当は年に3回くらい行きたい茨城県小美玉市にある『トキワ園芸農協花木センター』です。
よく旅館の玄関脇にある「○○御一行様」と使われるこの看板も園芸バージョンで嬉しいです。
ここは農協だけあって新鮮な野菜も販売されています(買いました)。

この日は開店時間に合わせ夫と行ったのですが、「ここは私にとってのディズニーランドだな」と今回も思いました(確か前回来た時も同じ気持ちになった気がするので)。

普段は仕入れ先に注文し舘造園に配送してもらうことの多い鉢物ですが、ここでは大きなカートを押しながら実際に見て選べるところが本当に楽しいです(大きな植木もたくさんあります)。
今日は主にクリスマスローズを買いました。
高すぎない鉢、比較的育てやすい品種、それでいて良い株を見つける時間は宝探しのようでとても楽しかったです。夫と意見(好み)が分かれても、小さい鉢物はカートにさりげなく入れて買ってしまえばいいだけという点も良いです。
 

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