舘 造 園 (タチゾウエン

           

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2021.6.4 

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今週の現場写真であり、家族写真でもあります。

現場での作業中に、時々こうしてカメラやスマホを向けられますが、「私は作業に必死なので、写真を撮られてるなんて全然気が付いていません。」という態度で作業をし続けています。ですが実際は大抵気が付いております!私の場合、演技です。

しかし、この時は全く本当に気が付きませんでした。
誰の顔も映っておらず、そしてそれぞれがちゃんと働いている良い業者風で(サボっていなくて)、とても気に入っております。(撮影者はono設計室の小野さんです。)
 

2021.6.3 その1

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上半期最後の植栽工事をしている現場で、手前の建物がご新居です(水戸市)。

更地の状態でこの敷地を見た時、夫は写真にある隣家の立派なタイサンボクを眺めればいいので、「こちら側に植木を植える必要はない。」と言い切りました。…という話ならかっこ良かったのですが、違います。設計段階の途中で「うち(舘造園)の木は、ここにいらないね、」とあっさり変更しただけです。

とは言うものの、竣工のこのタイミングで、たくさんの花を咲かせてくれているタイサンボクの木を見ると、「これは新築祝いの開花です、計算通りです。」と言いたくなります。

タイサンボクの花は下から見上げるよりも、高めの位置から見るとより感動すると思っているので、今日こちらのお2階から眺めた様子に、私はもう殿様気分でした。(それくらい素晴らしかったので)
 

2021.6.3 その2 こちらがそのお2階からの眺望

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こちらの設計者である小野さん(ono設計室)やお施主さんから、その写真はダメ!と言われたら何事もなかったかのように削除して逃げる気満々です。

手前に見えるのが隣家のタイサンボク、そしてそのもっと向こうに見えるのは吉村順三設計の茨城県近代美術館、こんな借景ってありですか!?です。

隣家に植木屋さんが剪定に入る際はぜひ口出しして頂きたいです。
「そのタイサンボクは全く迷惑じゃありませ~~ん、眺めています~、楽しんでいます~!」と。

舘造園が植えた木が、いつかそんな風に周囲の誰かに思ってもらえるといいな、といつも夢見ております。

それにしても、たまに貸して頂きたいような空間でした。
 

2021.6.1 今日の植木畑

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今週植栽予定の植木を掘り上げている父です。
今日も日差しが強いので、こうして掘り上げた植木の根や葉が乾燥しないよう、あの手この手でガードします。(木陰に置いたり、根鉢に布を掛けたり、水をこまめにかけたり、等々)

 

2021.5.31 今朝のアジサイ(品種名は不明ですが、手毬咲きの山アジサイです。)

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このような小ぶりでコロンと咲くアジサイが、緑の美しいこの時期に、中高木の足元でポツポツと咲いている様子に癒されない人っているの?と思う程可愛らしいです。(いるに決まってますが。)

アジサイを庭に植える場合、水遣りの心配が少ない秋から冬にかけて移植する方が、管理がしやすいのでおすすめですが、アジサイの品種や花色が分かり、尚且つ店頭で多く売られるのは今この時期なので、買うなら今!かもしれません。(弱りやすいので水やりをしっかり!)

店頭でお姫様のように華やかに咲いている品種は、大抵の場合庭に持ち帰ると「あれ?なんか違う?合わない?」となるので、店頭ではできるだけ「かわいい自分を過剰にアピールしない系」を見つけてください。
 

2021.5.30 昨日

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山の中のお寺へ、施肥作業に行くという夫に、子供と共について行きました。(舘造園から車で30分弱)
清い空気に包まれた、手入れの素晴らしい敷地に恐れ入りました。

その感動をお寺の方に伝えると、「ありがとうございます。でもこれからが一番大変な季節です。」と草刈り機を肩から掛けたまま答えてくださいました。

実は「今日もまた行きたいな。」と思っています。それくらい気持ちの良い場所です。

常陸大宮市・満福寺
 

2021.5.29 今日が内覧会

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最近、私の姉が引っ越しを機に庭作りに熱心です。
季節が良いだけに、ここ数日は更に熱いです。このブログも読んでます。
ですので「えっちゃんおすすめの植物をさっき買ってきたよ、これだよね?」や「こんな感じで植えたけど大丈夫?」や「土に石ころがいっぱいなんだけど、これはどうすればいいの?」等々具体的な質問が写真と共にやってきます。

昨日はこれらの質問を、私が移動中のトラックで読みあげ、夫にも聞かせました。
すると夫が「お姉さん、完全に少し前の〇美だ。」と言い嬉しそうに笑いました。
〇美とは夫の妹です。

写真は今週植栽した現場の低木や下草です。変わった種類の植物は特にありません。
将来的にどんな姿になるのか?や成長スピードを予想して…と色々ありますが失敗もありますのでお姉ちゃん、頑張ってね~(他人事!)

 

2021.5.28 

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今日のお手入れ先です。ここには(ブログには)あまり書きませんが、作庭工事よりもお手入れ作業をしている日の方がずっと多いです。

同じ樹種や植物であっても、それぞれのお宅によって成長具合はもちろん異なり「それがおもしろいよね。」と夫はよく言います。
私もお手入れ作業がとても好きです。モッサリと茂っていた緑の濃い庭に、光と風が通り始める剪定は、本当に気持ちがいいものです。(写真は作業途中です。)

さて今日はつくばいの水を全て掻き出したのですが、夫が新たな発見をしました。
それは「いらなくなった工事用のヘルメットで水をすくい出す戦法」です。
つくばい(内側)の曲線とメットの丸みがピッタリ合い便利でした。(*つくばいの形によります)
秘伝ではないので、現場の皆様、どうぞお試しください。どうせ、誰もやらないと思いますがね。

 

2021.5.27 緑と暮らす。(エクスナレッジより)

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エクスナレッジからNEWバージョンの庭の本が4月に発売されました。(前回は「緑の家」)
しかも舘造園作庭のT邸(東京都)が16ページにも及んで掲載されています!嬉しいです。

写真の本は昨日、T邸のご担当だった佐々木さん(堀部事務所)が送ってくださいました。
1冊だったので、夫と取り合い気味で読みました。(1冊に対する抗議文ではありません☻)

Tさんには「家庭は小さい食卓に笑いがあればいい。」というお考えがあると、私はこの本の中で知り、心を鷲掴みにされております。
ここには書きませんが、Tさんは夫にも一生忘れられないような言葉をくださった方です。

日々小さなトラブルが勃発している我が家で、日々悩む主婦としましては、庭の話ではなく人生についてTさんに打ち明けたいくらいです!

庭について「なんとなくおしゃれな感じで、見栄え良く、手入れはほぼナシでいきたい、」とお考えの場合には、あまり参考にならない本でタイトル通り、緑と暮らす(=緑と暮らそう!)、なんなら「緑と生きよう!」と提案してくれていると感じます。

ぜひ、買っても買わなくても見てみてください!

 

2021.5.25 その1

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坪庭作り(=狭い空間での仕事)をスムーズに行う為にも、木に登り続ける為にも、体重管理は非常に重要です。

父は夫と違い小柄でやせ型で、でも力持ちです。植木屋が天職だったのではと思えてなりません。
そして大きめな中年である私は、そんな父の隣に立つだけで、意地悪そうな嫁に見えてしまう気がしています。多分気のせいではありません。
 

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