舘 造 園 (タチゾウエン

           

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2021.5.27 緑と暮らす。(エクスナレッジより)

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エクスナレッジからNEWバージョンの庭の本が4月に発売されました。(前回は「緑の家」)
しかも舘造園作庭のT邸(東京都)が16ページにも及んで掲載されています!嬉しいです。

写真の本は昨日、T邸のご担当だった佐々木さん(堀部事務所)が送ってくださいました。
1冊だったので、夫と取り合い気味で読みました。(1冊に対する抗議文ではありません☻)

Tさんには「家庭は小さい食卓に笑いがあればいい。」というお考えがあると、私はこの本の中で知り、心を鷲掴みにされております。
ここには書きませんが、Tさんは夫にも一生忘れられないような言葉をくださった方です。

日々小さなトラブルが勃発している我が家で、日々悩む主婦としましては、庭の話ではなく人生についてTさんに打ち明けたいくらいです!

庭について「なんとなくおしゃれな感じで、見栄え良く、手入れはほぼナシでいきたい、」とお考えの場合には、あまり参考にならない本でタイトル通り、緑と暮らす(=緑と暮らそう!)、なんなら「緑と生きよう!」と提案してくれていると感じます。

ぜひ、買っても買わなくても見てみてください!

 

2021.5.25 その1

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坪庭作り(=狭い空間での仕事)をスムーズに行う為にも、木に登り続ける為にも、体重管理は非常に重要です。

父は夫と違い小柄でやせ型で、でも力持ちです。植木屋が天職だったのではと思えてなりません。
そして大きめな中年である私は、そんな父の隣に立つだけで、意地悪そうな嫁に見えてしまう気がしています。多分気のせいではありません。
 

2021.5.25 その2

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昨日から植栽している現場です。(その1の写真も同じ)
手前がお玄関で、バケツはハウスクリーニング業者の方の物です。
新築住宅の現場では、工程上クリーニング業者の方と一緒になることがよくあります。
緊張します。

*建築現場でのハウスクリーニングとは、最後の最後に行われる完璧なお掃除で、まさにチリひとつ無いような状態になるお掃除です。

 

2021.5.20 今朝の乙女ユリ

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一昨日、星野さんと新垣さんの結婚にワオ!と驚いたのはこの家で私だけで、私以外全く関心が無いようでした。道理で家族の会話が嚙み合わないわけです。

親の会話を嫌というほど聞いている子供には「お父さんってお母さんの話、あんまり聞いてないよね、特にお母さんの読んだ本の話なんてあれは聞き流しだよね。」と少し前に言われ、その時は鋭い!と笑ってしまいましたが、実は夫だけでなく、誰も私の話を聞いてないというよくありそうな状況に陥っている我が家で、お母さんツラいです。
まぁ、私も夫の仕事以外の話は、BGM風になっている事がよくあるので、被害者ぶれませんが。
 

2021.5.19 今朝

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我が家はもともとは雨樋のない平屋でしたが、6年程前に増築工事をした際、その一部分に雨樋がつきました。

その雨樋から雨水が落ちる位置に、先月くらいから桶やバケツを置いてみると、これが面白い程溜まるので、可視化の喜びってこういうことか!?と感じています。

可視化の喜び、他にも転がっていませんかね~。
ですが、見た目がよろしくないので、改良の余地ありです。
その水は野菜畑や植え替え作業中の苗木などに与え使っています。
 

2021.5.18  

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数日前(土曜日)、玄関ドアの不調を建具屋さんが修理してくださいました。
その建具屋さんがお帰りになった後で、作業を見ていた子供のひとりが「靴下が真っ白だったね。」とポツリ言いました。(室内にも上がって頂いたので。)

その子供はピアノを習っているのですが、学校から帰宅して慌てて出て行く事もあり、先生の所で靴を脱ぐ際、「えっ、な、なんでその泥汚れ靴下なの!?やめてぇ~」と親としては恥ずかしくなることがあるのです。(送迎は夫もするので、あれは恥ずかしいとボヤキます。)
そしてそれを帰りの車中で注意したりするので、きっと建具屋さんの真っ白な靴下が眩しかったのでしょうね。

夫と私も植木屋として、室内にお邪魔する機会がありますが、私達は紺やグレーでいつもごまかしています!

写真は今朝のアスチルベですが、今はまた雨が降っています。
連日の雨、お手入れ作業が滞ってしまいます。梅雨には梅雨らしくもう少し待って頂きたい。
 

2021.5.17

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先日、東京にお住まいのあるお施主さんが、私とのメールのやりとりの中で、「どうでもよい事ですが…」という前置きの後、1年以上もご家族(お孫さん)と会えない現実について書いてくださいました。じーんとしました。
大切に思う人と会えない時間が長くなっているので、そのぽっかりと空いてしまった時間を恨めしく思う事が私にもあります。デジタルの力ではどうしようもない、戻れない時間が確実にあると感じます。

さて写真は、図書館のおすすめコーナーにあり、作者とこの装丁に惹かれた本です。
装丁に裏切られることなく、庭についての描写も非常に多く、それがまた文章とは思えぬ鮮やかな庭で、実際の庭に立った気分になれました!(文中には遠州流の庭だとありました。)

ちなみに感動するような、素晴らしくいい人のいい話では全くありません。
一言で言えば、偉大過ぎる人、森鴎外を父に持った主人公(三男・末っ子)のどうしようもないトホホ感満載の人生を、事実を土台にし書かれた小説です。
しかしなぜか明るい気持ちになれる本です。(これこそ個人の感想ですが!)
 

2021.5.13 シャクヤク

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1週間ほど前にシャクヤクを3本買いました。滅多に切り花は買いませんが、シャクヤクは欲しくなる大好きな花です。
庭で眺めるのもいいと思いますが、シャクヤクは固い蕾を買ってきても、大抵しっかり開花してくれますし、日に日に開花していく姿も楽しめます。(シャクヤクの蕾は持ち運んでも傷つきにくいです。)

シャクヤクを2、3本だけ買ってきて、庭の木の枝をちょっと添える、すると「あらっま~」とため息が出るほどで、いつもの室内も違って見えると思います。

写真のように数本だけの雰囲気もいいですが、もし玄関ホールのあるような豪邸や広~いリビング、または暖炉の上に棚みたいなところまであるお宅でしたら、そういった場所にドサっと数十本単位で活けるのもかっこいいと憧れます。
 

2021.5.11

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前日、子羊に見えた石(鉄平石)は、無事このような姿になりました。
こちらは3世代のお宅です(栃木県O邸)。
住宅(右手前)の設計は堀部さんです。

施工方法は土極め(つちぎめ=セメント等は使わず、土を削り石を据える方法)です。
石の際(きわ)や下にセメント等が無い為、据えた石に植物をぴったりとくっ付けて植える事ができ、施工時から仕上がりも自然です。

石の施工方法よりもこちらのお宅や堀部さんについて聞きたいよ、見たいよ、と思われたそこのお方!
ダメです、ぜひ庭をご覧ください~。

 

2021.5.10 水遣りを願いします!

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竣工から1年と少しのまだまだ新しいこちらのお宅。
お庭も竣工と同時に昨年、引渡しました。
その際、「将来的にはアプローチをここに作ると本当はいいと思います。」とお話ししていました。

すると律儀なお施主さんが、あれから1年経った今年、アプローチのご依頼をくださいました。(作庭と同時にアプローチも施工する方が、節約できるお庭もございますので、後からの施工がいい場合ばかりではないと思います。)
写真は今日の様子で鉄平石を据えているところです。私が撮ったのですが、なぜか写真を見なおすと、羊を抱っこし毛刈りをする人に見えるのです。私は疲れているのでしょうか?

さて今日も暑い日になりました。昨日も暑かったので、植木の気持ちを代弁させていただきますと、「5月でこの気温、マジやめて欲しい。」だと想像します。
特に植栽後2年以下くらいの木は愚痴りまくっているはずです。ですので水やりをお願い致します!余力もございましたら、弱り気味のものには液肥もプラスし、ご機嫌をとってみて下さい。

以上と同じような話を、今日私はこちらの現場でもしました。
しかし帰宅すると、先週植え替えをしたばかりの植木が数本、畑でクタ~となっていました。
すまないすまない!と焦りながら慌てて水遣りをした植木屋です。お客様に偉そうに言える程の人間じゃないです。

 

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