舘 造 園 (タチゾウエン

           

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20204.4 今日の仙台枝垂れ(サクラ)

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コロナは今日も不安ですが、午前中から汗ばむほどの暖かさで、庭仕事はいくらでもやることがあり忙しいです。
見上げれば、サクラ越しの青空(今日は4種の桜が見頃です。)と桜吹雪が夢のようなのに、足元を見れば雑草達が喜んで成長しておられます。

写真はよく使う1輪挿し3点です。
先月、東京のお客様が「日比谷花壇のアプリで1日1本お花がもらえて1200円/月というのに入っているんです。」と教えてくださり(指定の日比谷花壇さんのお店に取りに行くそうです。)なんて素敵な方なんだ!と思いました。
この状況、花を買うや、花を活けるどころじゃないかもしれませんが、1本の花で心がほぐれることはあります。



 

2020.4.2 今朝

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今朝の風は少し湿り気があり春の風という感じだったので、思わず「今日の風はいい風だね」と夫に言うと、「うん。でも結構強いから、現場は困るけどね。」と静かに言われ、内心「まずい、今日から高い木の剪定作業が始まるんだった。」と反省しました。

今、私は震災後と似た心境で「この家業、大丈夫だろうか、」と不安です。ですが舘造園を始めた祖父、そしてそれを継いだ父、夫を信じ、今日できる仕事、そしていつかできる仕事の準備をする人でありたいと思っています。(アーメン、と続きそうな文です。)

今朝、この写真を撮っていると「トラックが邪魔だねぇ、動かすよ。」と近くにいた父が言いました。
お父さん、私は空だけを撮るような純粋な心の持ち主ではございませんよ。(知っとるょ、と言われそうですが。)







 

2020.4.1 今日の椿

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椿はやっぱり主役級の女優だと思います。自信満々という感じの美しさです。

毎日増え続けるコロナ感染者のニュースも怖いですが、同じメンバー(家族)とずっといるこの家も怖いです。
「お昼ごはん何?」「夜ごはん何?」と聞き続ける子供、家事に疲れた母親(私)、いつも以上に眠る義母などですからね(コロナに関係なく、雨なのでよく眠れるのでしょう)。
しかしこの母の家事は斬新です。

私は「餃子の具はキャベツと白菜、どっちが美味しいのか?」と考えたりするのですが、昨日祖母(私にとっての義母)と餃子を作ったという子供が「どっちも入れないよ!」と元気に教えてくれました。
しかもそれが美味しいのです。キャベツや白菜さえ入れなければ、餃子作りはかなり楽だと思います。(ニラは下処理もないですし、刻むのも簡単なので)

人としては最高でしょう。しかし、嫁いだ先の母(姑)がこれでいいのか!!という気持ちが消えることはありません。


 

2020.3.31 今日のヤシオツツジ

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はかない印象のヤシオツツジは実際本当に繊細です。
ですので、舘造園の植木の中でも過保護にされています。
それなのに、花芽が昨年よりも減ったような気がして、更に弱々しく感じます。
ツツジ界のお姫様です。

さて、昨日夫は「今日はブログを書きます。」と言い、下書きの為、紙とペンを前にブツブツ言い始めました。しかし5分もしないうちに「やめました。」と断念。
ブログ担当者の偉大さを初めて知ったことでしょう。

夫は恐らく昨日、植栽作業の現場で体験した感激について言いたかったのだと思います。
特別な場所で、お施主さんも特別(個性的と言いましょうか、感性が普通ではないと言いましょうか、)な方でした。
新芽が元気に出揃う頃、ぜひ改めて見に行きたいです。明るい将来をイメージしないと!と思っています。



 

2020.3.29

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これからどうなってしまうのだろう、という緊張感のある状態ですが、一昨日は仕事でお世話になっている方が舘造園にいらっしゃいました。
このコロナが無事収束したら今度はマスクなしの、もっとリラックスした状態で改めてお会いしたいなと願っているのですが、私はいつも通りおしゃべりだったので、「え!!あれでリラックスしていなかったの!?」とお越しになった方は苦笑いするのでしょうね。

写真は数日前に子供が「ばばと作った~」と見せてくれたお手玉です。
さぁ、お手玉を拡大してください!粘土です。
おばあちゃんが作ってくれるといえば、はぎれ(=布)を縫うお手玉だと思っていた私が甘かった、さすがです。
ひとつ3秒で作れますが、教育上はどうでしょうか?

 

2020.3.26 オオシマザクラ(3月25日の様子)

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昨日は近くの親戚の所で剪定作業でした。
「植木屋が親戚って便利そう~」と思われるかもしれませんが、うちの場合はそうでもない気がします(笑)。なぜなら・・・行くのが遅い!(甘えている)
私のいとこの奥さんも多分「えっちゃ~ん、いつ~?」というご心境のはずです。ちなみに「もうすぐ伺いますので!」というのが私の心境です。お蕎麦屋の「今、出ました」より悪い対応です。

このオオシマザクラをテーブルの上で眺めて今日で3日目。「ここまでかわいい花だったとはなぁ」と思うほど可憐です。





 

20203.23 今朝のモミジ

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もうあと10ページくらいで読み終わりそうな時代小説があり「ああ、もったいないなぁ」と思っています。
朝井まかて/著  「ちゃんちゃら」です。
千駄木(江戸・1816年の設定)にある庭師一家の話。
200年前の江戸の作庭や、雑木の庭の始まりも知る事ができます。

朝井まかての時代小説はその題材が、明治神宮造営や伊勢参り、松茸採り、薬草園を作る話等々、自然や園芸と関係する話が多く、面白いだけでなく読み終わるとなんとなく賢くなった気分にもなれます。(私の場合は忘れるのも非常に早く、今も検索しながらこの文を書いた情けない次第です。)

2020年の植木屋(夫)は本日県内で剪定作業です。



 

2020.3.21

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食べ盛りのお子さんのいるご家庭のご皆様、家政婦みたいになっていませんか?私はなっています。

昨日から折り紙でひたすら手裏剣だけを作り続ける怪しい子供の横にいるのも辛いので、私は今日、家にあったかぎ棒と毛糸でyoutube を見ながら生まれて初めて丸い形に挑戦しました。しかし何にしていいのか分からず「マスクにどう?」と子供にあげました。(大喜び!)

不器用で根性がないので、もっと難しい物や大きい物に挑戦したくはなりません!

 

2020.3.19 今日のヒュウガミズキ

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同じミズキでも、トサミズキは1輪1輪の花が可愛らしく、このヒュウガミズキは一株全体で可憐な雰囲気を出していると感じるのですが、それはヒュウガミズキの花の方が小さいからでしょうか。

世の中がこうなって、絵を描くのが好きだとか、物語を考えて書きたいだとか、楽器の演奏が趣味だとか、難しい数学の問題を解くのが喜びだ!とか材料がほとんどいらなくて喜べる人っていいなぁと思っています。

私はどれにも当てはまりませんが、庭や畑仕事に救われています。
庭の宣伝じゃないですよ。


 

2020.3.18

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これは昨日、お施主さんに提出した平面図の一部です。
そして、(恐ろしいことに)提出するのは本当にこれだけです。(御見積書と共にです。)

あとは作庭例や庭の本などを引っ張り出して、思いの丈をお話しするのみです。
(メールの場合もございます。)
ですので、この平面図1枚を前についつい話が長くなります。

一番大切なことは文字にも金額にも記載されていない、お施主さんと共に頭の中でイメージした庭なのです。
と書いた自分でも「都合の良い説明だなぁ」と思いますが、本当にそうなんですよ!



 

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