舘 造 園 (タチゾウエン

           

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2020.3.14 現場(植栽前)

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作業終了後に珍しく夫が撮ってきた写真です。(黄色いヘンテコ写真ですみません。)
写真右手がお施主さんの若夫婦(ご新居)で、左手がご実家という住居です。
古大谷石で写真のように新居側の庭エリアを作っています。(土留めの目的も大です。)

住居の設計/監督はカナザワ建築設計事務所(水戸市)さんで、とにかく所員さんもそのお仕事が丁寧で現場も丁寧です。ですので私はいつも自分のぼろが出ないかとドキドキしてしまいます。
カナザワさんは古民家再生の建築家としても有名な方です。

 

2020.3.12  干して二日目の椎茸

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一昨日の雨、そして昨日今日のポカポカ陽気で椎茸が恐ろしい勢いで成長しています。
私はせっせと原木から採り、お会いするご近所の方に(空き箱に入れ)配っています。

しかしそんなのは、まだまだ甘ちゃんで見栄っ張りのすることでした。
先ほど母の所に、お客さんでもあり、母のお友達でもある方が寄ってくださったのですが、その方に母はホイ、とスーパーのビニール袋を渡し「自分で採らせてあげようと思って、」とニコニコ顔で言っていました。
一生かかっても追いつけない気がします。






 

2020.3.11 

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昨日は雨の中、福島県の石屋さんへ(子連れで)行ってきました。
写真のように欲しい石を探したり、石屋さんと雑談したりし、1時間後に「さぁ、帰るよ。」と子供に言うと「石屋さんって本当に石だけ?ここだけなの?」と言われました。
楽しい事を期待したんでしょうね。(写真のずーっと奥まで石です。)

夫はここにいるだけで楽しく、これも使いたい、あれも欲しいとなります。
しかしこれらの石は選び放題ではなく、「あ、それは売約済みね。」や「それは〇〇に行くのだから売れないんだ」等と言われてしまいます。
そしてその会話の途中で石屋さんが「あ~、ほら、なんて言ったっけ?最近できたホテル、あオークラ。あそこの石(仕事)もやってきたよ、」と、さもどうでもいいことのように話したのが印象的で憧れました。
自分なら「虎ノ門での石仕事」とか書くに違いありません。かっこ悪い(笑)!

石屋さんがオークラと言った時、私が思わず「わ、すごい!」と言うと「んぁ?あれ、すごいのか?」とも言っていました(笑)。いいな、いいなと思う方。

リニューアルしたオークラに、私は行きたいです!
 

2020.3.10  昨日のお手入れ作業

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約4年前に植栽したヤマボウシです。(つくば近く)
「高さは変えず、枝を抜き、形を整え過ぎずに整える。」それがお施主さんのご希望だと感じました。
大きなマテバシイも隣家側に昔から植わっており、こちらに関しては「2階からちょっと見えればいい程度で、全体的にさっぱり、バッサリお願いします。」とのご希望でした。

写真からはイメージし難いと思いますが、こちらにも休校中のお子さん(元気×3名)で頭の痛いお母さんがいらっしゃいました。私と運命共同体でございます。

そして休校になり忙しいのは、不運にも孫の近くに住んでしまった全国の祖父母の皆様ではないか?と感じております(笑)。

そのわが家の祖父母にだって予定ってものが、たまにはあります。
という訳で、ついに私達は仕入れ先に子供を連れて行くことにしました。(業者の皆様ごめんなさい。)

それにしても、このヤマボウシに西日がスーッと当たる時間が見たかったなぁ。


建築設計/監督 飯田貴之建築設計事務所(つくば市)


 

2020.3.7  休校中

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うちの玄関を出るとすぐにこの場所が見えます。(植木畑の一角)
この子は何もこうして1日中空を見上げているわけではありません(笑)。
意外と働き者です。



 

2020.3.6

仕事の事で聞きたい事があり、朝の9時からcoba設計さんに電話をしました。
本来ならば2分で終わりにできる電話であったと思います。
なのに私の話がまたまた脱線し結果、目の前にいた夫に両手でバツ!とされました。(迷惑だから早く切りなさい、というジェスチャー。)

実はその前に、実家の母からはおススメのテレビ情報を、途中で受話器を渡された父からは「ラジオで聞いたんだけどさ、悦子は話題のスウェーデン人植木職人を知ってるか?」という、重要&重要でない内容の電話がありました。
という事で家系のせいにしたいと思います。

ちなみに、この家の両親も突然わざわざ携帯電話を鳴らしてまで「今、7チャンつけてみな!」等と知らせてきます。
大抵は和風総本家的な庭の番組だったりします。で、私達は大抵見ません(笑)。

しかし先日お施主さんに「あ、そのジョウロ知ってます!前に和風総本家で見たから知ってます。」と言われ、「見ておけば話せたなぁ」と後悔しました。
(ですが、うちのは地元の金物屋で買った量産品です。)

だったら、スウェーデン人植木職人の話ももっと聞いておけばよかったのか!?と今、反省中。



 

2020.3.5  今朝のムスカリ

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昨年の11月頃に植えた2種のムスカリ(写真左側はまだ葉だけ)。毎日この成長を見て喜んでいます。(昨秋にはコロナなんて言葉も知らなかったなぁと思いつつ。)

さて昨日、夫に封書が1通届いたので渡すと、開封した夫が「やっぱり親方はさすがだよ。」と言うので、私が「泣けちゃう?」と聞くと見せてくれました。
「舘君」と書かれた袋には、今年の新年会で撮った集合写真が1枚(旅館のようなお宅にて)、それと一筆箋が入っていました。

直筆のお手紙の最後には「仕事のほうは少し頑張って下さい。」とありました。
麻布植祐の上野周三さん(親方)は優しさに溢れた方だと思います。

夫は東京庭苑(幡ヶ谷)での修行後、実家(舘造園)を継ぐ前に本格的な茶庭を学びたく、上野さんに懇願し迎え入れて頂きました。
その際、親方は「私達も舘君の仕事を見させてもらって、学びたいと思います。」と仰ったそうです。(親方は東京庭苑の代表であった小形研三さんにも憧れていたということで。)
謙虚の塊かっ!とツッコミたくなる程です。

ちなみに建築業界では丹下健三さんがメジャーかと存じますが、庭園業界では小形研三ファンも非常に多いです。(メジャー度に差がありすぎる点が残念!)





 

2020.3.4 

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昨日は快晴の宇都宮にて、お引き渡しでした。
この約1ヶ月の間、堀部さん、所員のS井さん、工務店の伴さん、渡辺さん、そして萩さんと同じ現場を前に働けたことが本当に光栄でした!

昨日は(昨日も)たくさん喋って、たくさん笑ったので、免疫力がアップしていそうです。
どんより天気の今日は、仕事中の夫を撮ってみました。
「載せるなよ、」と言っています。
頭なんて抱えて二日酔いかい?それは私だ(笑)。


 

2020.3.3  長いです!

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いつか読みたいと思っていた右側の小説(作者・三浦しをん)が面白かったので、今せっせと人に勧めております。(昨日は実家の両親に)

三浦しをん(さん)の小説を初めて読んだ時、あまりにその情景がイメージしやすいので不思議に感じました。その後エッセイで小田急線沿いに約20年間住み続けているという事を知り、しかもその場所が私にとっても馴染みのある場所だったので(町田近辺)、そういうことか!と思いました。(私は合計約25年程、小田急線沿いに住んでいました。)
この小説は違いますが、植物への愛情も非常に深い方と感じます。(「愛なき世界」もおすすめです。)

左は堆肥について、非常に分かりやすく書かれている本でした。
コンポストがあると「ありがとう、落ち葉!」という気持ちになれます。
生ごみを入れるのを秋や冬だけにすると、ハエもほとんど発生しません。
敷地に余裕のある方はこの時期に準備だけでも始めておき、今年の秋から使い始めてもいいと思います。

それからもう図書館へ返却してしまったのですが、元首相・吉田茂の長女である麻生和子さんが書かれた「父・吉田茂」という本も非常に面白かったです。
政治的な事よりも、あの時代のあの家の暮らしのエピソードを紹介してくれているような感じです。
マッカーサーに会ってきた父親に「どんな方でした?」とか聞く日常ってありえないですからね。(地味に暮らしていたと言いながら、結婚準備の下着をアメリカで全て揃えて刺繍を入れてもらう、等も)
とにかくす~~っと読めるエッセイのようでした。

休校に備え料理本も数冊借りてきたので、「食べたいな、作りたいな、と思うメニューに付箋を貼っておいて、」と子供に言ったところ、材料代が高そうなメニューばかりに印があったので思わず笑い「あのね、なんでも予算ってのがあるんだよ。」と言いましたが確かに美味しそうでした。

以上、特に好評でもなさそうな本情報の日ですが、私は満足です!きっと実家(小田急線沿い)の母も。
図書館がもし閉鎖されたら、ブックオフに走りたいと思います(笑)。
(電子書籍も読みますが、まだ苦手です。)

ちなみに写真は桃ではなく白梅。(写真が雑すぎてお恥ずかしい。)



 

2020.3.2 福島県へ

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前々からご連絡を頂いていた方のお宅に初めてお伺いしました。
あまり心の準備をせずに、お邪魔するといきなりこのリビングダイニングでした。
こういう気持ちを「!!!」と表現するんでしょうね。(本当に驚きました。)

39歳から本格的に建築を勉強されたという方の自邸です。
生きてこられた時間全てが素晴らしい形で表現されているのではないかと思い
感動しました。

 

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