舘 造 園 (タチゾウエン

           

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2022.4.25

夫は先週、3日間程都内で萩さんに手伝ってもらいお手入れの仕事でした。(私は行っていません。)
久々にビジネスホテルに泊まっての仕事でして、以下はそこでの話です。

宿泊先のビジネスホテルのロビー階から、夫が上りエレベーターに乗り込むと、外国人の女性も後から乗ってきたそうです。
英語を話せる夫ではありませんが「何階?」はどうにか口から出てきたそうです。しかし私が思うにこれがいけなかった気がします。
なぜならその方が「エイト」と答えたにも関わらず、夫は迷わず5階(ファイブ)のボタンを押してしまったからです。
結局その女性は自ら8階のボタンを押し直し(ダメだわこの人と思ったに違いありません。)、夫は夫で5階のボタンをもう一度押し削除したそうです。
ジェントルマン気取りの赤っ恥ぶりに、この話を聞いた私は「恥ずかし過ぎる!!」と言ったのですが、当の夫は「え、何言ってんの?お蔭で和やかになって笑ってくれたんだよ。ついでに翌日萩さんにも話せたし。」と朗らかでした。

夫はこの時本当に恥ずかしいと思っていなかったようで、わざわざ宿泊先のそのビジネスホテルから電話で子供に伝えてきました。
楽しそうに電話を切った子供が、今度は私に一部始終を語ってくれたのですが、誰もが思う「お父さんはバカなのかな?」という疑問を口にすることはなく「お父さんすごいよね!何階ですかって言えたんだよ!」と尊敬していました。私にはそれが不憫でなりません。泣けてきます。

2022.4.24 

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タイニーブーケ、ミニチュアブーケなどと呼ばれているようです。インスタグラムで見た瞬間「作れる!作りたい!」と思いました。
雑草でもパクチーでも地被植物の蕾でも何でもミニミニブーケにしてしまえば成功です!
細かい事を挙げれば、水落ちしやすいものもありますので、一刻も早く茎をお水に浸けるべきだと思います。

昨日「この1週間で私は雑草を1トンは取ったね。」と夫に自慢した私ですので、普段は鷲掴みの勢いで雑草を一心不乱に引っこ抜いています。
しかしこのミニミニブーケ用にと思った途端、「頂きますね、」みたいな優しい気持ちで、そ~っと選び抜いた一節を指先でプチっと切っていました。そのどちらも同じ自分の手です。可愛らしいこのブーケを持ちつつホラーやサスペンスという言葉が頭に浮かびました。(それがまた怖い!)

花の映りよりもどうにかして自分の荒れた手を映らないようにできないか?と何枚か試みましたが、大きさも分かりやすいのでこちらの写真にしました。
「ホラーの手」と思われても仕方ありません!

 

2022.4.23 クルメツツジ(常夏 トコナツ)*葉はイカリソウ

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花びらにすーっと淡いピンク色の線、なんてセンスのいい品種!とだまされないでください。
いい具合にお上品なひと枝を今朝折ってきたのです。ぜひ「ツツジ トコナツ」などと検索してみて下さい。ギョッとするような3色同時咲きがたくさん出てくるはずです。

購入を前提としたネット検索では、好き嫌いの感覚が今ひとつうまく働かないと感じる事がたまにあります。
植栽したい何かをお探しの場合であれば、庭木としてはどうだ?この画像だけで判断していいのか?と一旦冷静になるブレーキが重要だと思います。(思うだけで私はできていません。)


私はこのツツジ(トコナツ)が長年苦手でした。ですので「トコナツを是非売って欲しい」と言われれば、「喜んで!!」とお売りしました。(この約20年でお一人ぐらいでしたが。)
しかしここ数年「あれ?力強くていいかもしれない。」「花の色によってはすごくかわいいじゃないか!」と思うようになりました。
どうせ今残っているこのツツジは樹形が悪くもう売れませんし、庭作りで夫が植栽することもないので、こうして毎年かわいいところをひとえ枝折らせてもらおうと思うようになりました。

ネットでの植木購入は私もたまにします。とくにヤマアジサイが好きなのでついつい画像だけで「これだ!!欲しい!」とブレーキを踏まずに買ってしまうこともあります。
昨秋届いたヤマアジサイは夫から「何でこの時期に買うの?これ九州の苗木でしょ、今はダメだと思うけど。(ここは北関東だから)」と言われてしまいました。正しい分だけ今思い出しても憎たらしかったですねぇ。
さてそんな風に言われたこともありせっせと可愛がったのですが、やはり一鉢は枯らしてしまいました。
ただ残りの3鉢くらいは猫っかわいがりしたので冬を越し、芽吹きました。現在は急成長中ですので、梅雨時期にブルー系のコロンとした花を、ひと房でもいいので見られたと期待し年中チェックしています。
この他人からしたら小さくてどうでもいいような失敗や葛藤の繰り返しも園芸の喜びですね~。
 

2022.4.21 今日のチゴユリ

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腐葉土がふっかふっかの環境が適しているようで、年々増えていくチゴユリです。
名前にチゴとまで付けてもらえた小さき植物、しかも俯いて咲く系の花に群生されると
そこだけ高原のような足元です。

さて昨日の夕方、子供をピアノに送って行く時、ラジオから尾崎豊の曲が流れてきました。すると聞いたこともないような曲調だったからなのか、後部座席の子供が「なに!?この曲?演歌?違うか??」と独り言のように喋っていました。
私は「尾崎豊を演歌とくくる感性、大丈夫か?」と驚き、運転しながらガクッとなりました。
自分の弾く音楽がクラシックであるということは知っているのだろうか?
たまに私が「今、弾いている曲って何?」と子供に聞いても、「早いやつ!」か「ゆっくりっぽい」くらいの返答だったので期待はしませんが、楽しく弾ける楽器があって良かった!と思う日がいつかくるといいなとは思っています。
 

2022.4.20  4年前(2018年)の様子

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年々弱っていった八重桜を約5年前の春に伐ったところ、その翌年の春にはこうしてうまく枝が伸びてきました。
毛糸で作る小さなポンポン玉のように咲く八重咲きの桜。幹の太さから思い出しても見事な1本だったので、芽吹いた枝を見つけた時は嬉しかったです。
あれから更に4年(伐採から5年)、今朝の様子がこちらです↓
 

2022.4.20  今朝の様子

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パッとしない写真ですが今年は20輪くらい咲いてくれたので、自分の記憶の中にある大木の桜を見上げる日が再び来るかもしれないと、私の心はかなりパッとしています!

株立ち(カブダチ)と呼ばれる木は、このように1本の木を伐った後、その切り株の周りから何本も枝が出てきて成長した樹形のことです。(寄せ株といって、いくつかの根鉢をまとめて株立ちにしているものあります。)

来年はどれくらい成長し、どれくらい咲くのでしょうか。
 

2022.4.19 ミツバツツジ

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サクラの次はツツジの季節ですね。
自分の家の庭で「どうしてここの低木やその他の植物元気がないんだろう?」と
思った時はその頭上を見上げ、それらを守ってくれる高中木があるかな?と確認してみてください。つまり木陰が欲しいのです。
特に雑木の庭に合うような植物は1日中太陽の光が当たりっぱなしという環境が得意でないものが多い上、近年の猛暑もあり弱りやすいと感じます。

時々「日当たりの悪い庭なんですけど。。。」と相談されることがありますが、最近の暑さを考えますと「日当たりなんて少し悪いくらいがちょうどいい。」と私は思っています。
だからといって、日当たりの少し悪い庭をわざわざ作る方はなかなかいらっしゃらないと思いますので、やはり少しでもいいので中木や高木をお庭にど~ぞ~という話でした!
 

2022.4.15 雨

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昨日からの雨にホッとしているのは、木ではなく私なんじゃないか?と思っています。
芽吹いたばかりのモミジの薄い葉は、雨に濡れるとたらんとしなり重そうです。

今日は夫に修行時代の先輩から久しぶりに電話があったそうです。(私にとっても友人です。)
電話の主な内容は「舘はいっぱい植木植えてるだろ?だから教えてやる、いい肥料を知ったぞ〜買ってみな、ちょっと高いけどな、それくらい買えるだろ〜。」だったそうで、その電話は数分で終わったそうですが、夫は「ほんと面白い、そんな人いるか?」と喜んでいました。

私は本物の口コミだわ!と思っています。邪心ゼロです。
そして夫は「どこで買ってんのかと思ったら、Yahooショッピングって言うんだから、本当にウケるよ。でも買ってみようよ」とも言うので、早速ネットで買いました。
口コミの効果絶大です。

詳しく申しますと、肥料に分類されるものではなく活力剤ですが、これから使い良かったらご紹介します。

 

2022.4.13 暑いです!

関東は明日から雨の予報ですが、ここ数日の暑さは庭木にとっても驚きなはずで「え!4月なのに?何この暑さは。芽吹いたばかりで葉っぱは薄いし、水分もたっぷり欲しいのに(しくしく)」という状態ではないかと想像しています。
特に根がまだあまり張っていない状態の植木や根鉢の小さな植物、そして弱り気味のものは更にダメージを受けやすい状態です。

お時間の無い方は明日の雨を願ってください!しかしもし少しでもお時間に余裕がありましたら「この木だけは枯らしちゃマズい!」というものにだけでも水遣りをしてください。
特に軒先など、もし雨が降ったとしても水分が補給されない場所のものにはしっかりと水遣りをしてください。
真夏ではないので日中に水遣りをしてもいいと思います。
 

2022.4.12 イカリソウ(黄花)

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「ここ最近で一番だ。」とこの花を見た夫が言いました。偉そうに何を言っているんだ?と思ったので、つい「偉そ~に~」と言いました。続けて私が「妹(夫の妹)の作品(花器)に私が活けたからじゃない?」と言うと、「全然違う、そういう意味じゃない。」とこれまた偉そうに言っていました。(言いやがりました。)
イカリングみたいな名前のイカリソウですが、実は私もここ最近で一番好きだなと感じています。

イカリソウはこんなにも可憐ですが、意外にも非常にたくましい植物です。
可憐でたくましい、憧れの人間像です。
 

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