舘 造 園 (タチゾウエン

           

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2022.2.17 その1 こちらを再利用

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ご実家で以前使われていた大谷石です。隣接するご実家から運び、8石を再利用しました。
びっくりするような趣味の(悪趣味の)景石がいくら実家に眠っていても、ちっとも欲しくならないと思いますが、こういう石はいいですね。しかも非常に状態の良い大谷石でした。

こちらでの作業中、少し離れた場所から時々温かく見守ってくださっていたご両親の姿が忘れられません。植栽後、そのお父様が庭を眺めながら「やっぱり木はいい。」とポツリと仰いました。数メートル離れた所に立っていた私の耳にもそれが聞こえ、ハッとし心がぎゅっとなる感じがしました。
「やっぱり木はいいねぇ」ではなく「やっぱり木はいい」。
そんな風に見つめられ、褒められ、木もさぞ幸せでしょう。私も非常に嬉しい瞬間でした。
 

2022.2.17 その2

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再利用の大谷石も新品の御影石(縁石に使用)も、セメントを使わない土極め(つちぎめ)という施工方法です。
これらの石は、また違う施工方法で再利用される日が来るかもしれないですね。
(セメントを使っていない施工方法はそんな時、掘り出せばいいだけです。)

細かい話になりますが、薄い石を敷くだけの施工と上の写真のように厚みのある石をしっかりと土に埋める施工方法、写真では違いが分からないと思いますが、目の前で見るとその存在感が全く違います。(と私は感じます。)
きちんと石の重さで重心を取りそこにあるのか、ただ表面にそれっぽく使用したかの違いと言えば伝わりますでしょうか?

この大谷石5石を渡って行く先は・・・この大谷石を譲ってくれたご実家です。
いい話で泣けてくる!と思うのは自分が親不孝者だからでしょうか??

 

2022.2.17 その3

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今回は落葉樹のみの植栽でしたので、潔い四季の違いを強く感じることができると思います。
住宅中央のウッドデッキや、そのデッキ越しに室内から眺める落葉樹の変化を楽しんで頂きたいと思いながら植栽いたしました。
 

2022.2.16 その1 施工前

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竣工から約半年のお宅にて、御影石による縁石施工と植栽をいたしました。(写真は施工前の状態で土のエリアと砕石のエリアが杉板で見切ってあります。)
 

2022.2.16 その2 施工中

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2022.2.16 その3 施工後

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新品の御影石はこのように白っぽいですが、時間が経つと庭に馴染みとてもいい感じになります。(石が育ってくれると言いましょうか。)
犬走りや雨落ち、縁石は建物の平面図で見ると非常に地味な部分ですが、実際に完成した場に立ってみると「ああ、重要だったのね。」と強く感じるところだと思います。
 

2022.2.16 その4 ちなみに御影石の縁石はこんな風に変化します。

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石も砂利も苔も石も自然の素材は時間を味方につけるところが何より素晴らしいです!
老化現象が「美」とは夢みたいな世界です。「憧れの人は誰ですか?」と聞かれたら「石」と答えたいくらいです。(人じゃないですが。)
 

2022.2.12 

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仕入れた植木を朝から植木畑に移植しています。
このユンボウを操作している父のところに昨日、近所に住む父の友人が「チェーンソーのエンジンの調子が悪くて」とチェーンソー持参で相談に来ていたのですが、よくある話で父の前でエンジンをかけると直ぐにかかってしまったそうです。
お茶ひとつお出ししない私でしたが、その方が持ってきてくださったお土産のパンを美味しい美味しいと食べ、悪代官みたいな嫁でした。

それにしても昨日の雪の写真はなんだったんだ!?くらいの変わりようです。雪さえかぶればこんなにも美しく見えるのなら、私も毎日頭からどっさり雪をかぶり出かけたいくらいですが、人はそれを厚化粧と呼ぶのでしょうねぇ、危ない危ない。
 

2022.2.11 今朝7時前

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現在午前10時を過ぎたところですが、この雪景色が嘘のように木々の雪は解け、土も見えています。
雪の日は10倍増しで美化されるので、この写真を見た子供が「え?これどこ?」と言っていました。

夫は昨日、那須の市場へ行っていたのですが、那須はずっと降っていたそうです。
雪が降り続く中でももちろん屋外で行われるセリで、夫はもっと上等な防寒具が欲しいと切実に感じたそうです。
ここだけ聞くとなんだかとても可哀想な人をイメージすると思いますが、セリの途中で電話をしてきた夫の声は明るく、イキイキとしていました。
私はその嬉しそうな声の感じから「ああ、いい植木を競り落とせたんだな」と思いました。
今日はその植木を引き取りに、また那須まで行っています。
それらの植木は舘造園の植木畑に植えなおされ、出番がくる日を待ちます。

 

2022.2.10

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夫が名門と呼ぶ(自分が通っていたから)、近くにある学校へ通っている子供ですが、
下の子供は先週からリモート授業だったり、分散登校だったりです。
これが、授業風景か!?と寂しい気持ちにもなりますが、先生は進行役のプロでも
あり、バラバラの場にいる子供達をリラックスさせつつ一体感を出してくれ、そんな様子を私もたまに覗いたりしています。

数日前の帰りの会でのことなのですが、担任の先生が「では皆さん、何か言いたいことのある人はいますか〜?」と優しくコミュニケーションの場を作ってくれました。すると1人の生徒(分散登校で登校していた生徒)が「はい!」と言うので先生が「どうぞ。」と促すと、いきなり大きな声で堂々と「うんちバリバリ〜!」と少年らしい謎の言葉を発しました。私は吹き出しました。

ちなみに担任の先生は「バリバリ〜!」の最後の「リ」を生徒が言い終わるか終わらないかのうちに「ハイもういいです。」と慣れた様子でバッサリ(笑いなしで)斬りました。
そのやりとりがもう傑作で最高に面白かったです。
(先生にとっては毎日のことで、ウンザリの心境だったでしょうが、私はプロだわ〜と感心しまくりでした。)

子供の世界のライブ授業がラジオのように聞こえる日常から、先生のありがたさを改めて感じている日々です。
 

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