舘 造 園 (タチゾウエン

           

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2022.1.27 作庭日記(作庭前)

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作庭作業が終了しました。
作庭中に泥だらけの軍手を外して、写真を撮るという作業はちょっと面倒です。
(そういう私の気持ちが私の写真には滲み出ているなぁと思うことが本当によくあります。)
そういう下手な写真になるにしても、「写真を撮ってもいいですか?ホームページで使用してもいいですか?」と聞かなくてはいけません。
こちらのお客様はカメラマンの方でして、明らかに質問する私の声が小さくなっていました。
 

2022.1.27 作庭日記(作庭後)

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あと20年ここで暮らせたらいいなと思っています、とお客様には言われましたが、できれば
20年後「この庭と離れたくない!」と私は思われたいのです。
 

2022.1.27 おまけ

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反対側からの庭と、体重2キロ増しの私の背中です。

2022.1.25

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昨日からこちらの住宅街(茨城県内)で作庭をしております。
約30年前に売り出された住宅街だそうで、今回は住宅を建て直したお客様のお庭です。

住宅街そのものがゆったりと作られている上に、ほとんどのお宅の生垣がヒイラギモクセイで統一されているので、とにかく雰囲気のとてもいい住宅街です。
また、基本的には屋根付きカーポートの設置もダメなようで、「なるほど〜、家の雰囲気がバラバラでも緑とカーポートに気を使うとこういう住宅街になるんですね!」と実感できます。
この写真から大木や生垣を取り除いてしまったら・・・きっと寒々しい眺めだ思います。
 

2022.1.22  こちらの現場にて

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夫は打ち合わせの日でした。seed設計室kibacoさんとの初の仕事です。

こちらの写真とはなんの関係もありませんが、私は先日の現場近くのスーパーで芋けんぴ、揚げ煎餅、ポテトチップという見事に米芋類の揚げ物+塩または砂糖のおやつを購入してしまい、それらを美味しい美味しいと3日間かけて食べていたら、現場仕事であったにも関わらず2キロも太ってしまい現在「やっぱり美味しいものって太るなぁ、魔物だよ。」という当たり前のことをしみじみと感じ悲しんでいるところです。
今日は子供にまで「芋けんぴは美味しいけど危険だよ。」と教えました。すると「そうなの?じゃぁ、かりんとうにすれば?美味しいよ。」とアドバイスされました。もっとダメな気がしますが。

seed設計室さんはストーブについても大変詳しく、薪割りの講習会等も行っているそうです。
誰でも知っている「揚げ物のお菓子は太る、魔物だ!」なんてことよりもそういうことをしっかりと教えてくれる行動力のある設計事務所さんで頼もしいです。

 

2022.1.20 中庭

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昨日はお昼になっても中庭の霜柱が解けなかったのですが、石を運んだり穴を掘ったりすれば、体はあっという間に温まりエコでございました。(日差しはたっぷりだったので。)

写真は中庭の石張り(みかも石)ですが、テラスのように使うことが目的の石張りではありません。

一段高い室内から中庭を眺めた時、この石張りがあるのと無いのでは大違いです。
ひとつひとつの石はそれほど大きくありませんが、そういったいくつもの石を面にして作ったこのエリアは、景石のような効果をもたらし、足元から庭全体のバランスをとってくれます。
(夫は眺めに落ち着きがでるとか、重さがでるとか言います。)

昨日でこちらの作庭は終了しましたが、私はまだこちらのご主人と一度もお会いしたことがございません。
昨夕、そのご主人が『今日家族で完成した庭を見ました。庭を見た娘が「こんなお庭が良かったんだよ〜」とぼそっと言いました。』という内容のメールを送ってくださいました。
死にそうになったことがあるわけでもないのに、生きててよかったと思うくらい嬉しかったです。

日々目の前にあれば意識もしなくなる庭かもしれませんが、心のどこかに四季が染みこんでくれるといいなと思ったりしています。
 

2022.1.19

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こちらは便利な住宅街でして、歩いている方もよく見かけます。(車は通るが人はあまり見かけないという通りもあるので)

植物まではよく見えないと思いますが、写真の夫が植えているのはヒュウガミズキです。
早春に小さな黄色い花を咲かせるこの低木は、ハサミを入れなければふわ〜と大らかに広がっていきます。(数年かかりますが。)

無機質なブロックにも少し被るような感じで育っていってくれるといいな、できればお散歩している方や駅へ向かう方が一瞬でも「あ、きれい、春だね。」と目を止めてくれるといいね、などと言いながら植えました。

こんなささやかな私の理想が「えーっと、ブロックから外側は市の管轄ですので・・・」みたいな現実的で野暮なルールに負けないことを祈っております!

 

2022.1.17

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今日から始まった作庭の現場です。

写真には写っていませんが、庭の左手側にも職人さん(塗装作業中)がおり、本当は3名それぞれが働く様子を撮りたかった私です。

この室内にはどなたのご趣味か、メロウで爽やかなおしゃれミュージックが、大きめの音量で小さなスピーカーからずっと流れていて、それが職人たちの自由な空気!という雰囲気でとてもいい感じです。
しかもある職人さんからは「日立の〇〇さんの所も作った植木屋さんでしょ?あそこ、かっこいいですよね、」と声をかけて頂き上機嫌です。

写真は中庭です。手前は温度の異なる2つの露天風呂ではなく、ウッドデッキになるそうです。

住宅設計・監督/ ono設計室
 

2022.1.14 沓脱石(くつぬぎいし)

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小さめの沓脱石ばかりがトラックの荷台に積んであります。
お玄関や屋外から家へあがる時、高さがそれなりにあるというのは不便もあると思います。
しかしこの世に2つとないものの持つ力強さを、その周囲にも広げ与えてくれる自然石のある空間を見てしまったら「これもいいなぁ」と思ってしまうはずです。

今後この中のどの石がどんな風に使われていくのか、私もとても楽しみです。
ピッタリ合う場所で、静かに輝く様子を想像しています!

 

2022.1.13

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上段の3冊と下段中央の本「とわの庭」は、地元図書館の特設コーナー「2021年、貸し出しの多かった本!」にランクインされていた小説です。
どれもこれもやっぱり面白く、まさに一気に読んだ小説でもあります。

下段左「最高のアフタヌーンティーの作り方」はある方から、あなたの昔の職場が舞台ですよ〜と紹介して頂き読みました。実はこの小説を読み、懐かしくなり久々に訪れたのが先日の椿山荘です。(アフタヌーンティーはしませんでしたが。)

最後に下段右下はお笑い芸人である若林さん(オードリー)の旅エッセイです。
お会いしたいとは思いませんが(ひねくれまくっているので怖い)、エッセイの中の若様にはじゃんじゃん会いたいです。
また写真にはありませんが、お笑いの光浦靖子さんのエッセイもとても良かったです。

難しい読書は私にとって苦行ですが、引き込まれる読書は娯楽です。

 

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