舘 造 園 (タチゾウエン

           

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2022.5.5 茨城県近代美術館

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看板に触れてはいないと思いたいのですが、よしよしと撫でたくなるほどリアルだったようです。
若冲の作品以外も充実していました。
中でも『四季草花図屏風「伊年」印』は大きな金屏風に季節の順で右から左に向かい約60種の植物が描かれた作品で見ごたえがありました。(持ち運べない豪華な図鑑のようです。)

連休中にも関わらず空いていたこちらの美術館。目の前は千波湖です、オススメです。
誤解を招きそうなので書きますが、夫も私も美術に詳しいわけではありません。「あ、これ好きだ」や「うわ、これは気持ち悪~」、「ルパンなら簡単に盗みそうだ」、「松の木に藤の枝が絡まってる」程度の理解度です。(最後は今回の感想より)
もっと言えば、今回の展示を観に行ったきっかけは、ポスターがいい感じだったからですから。ポスターの力、偉大です。
 

2022.5.4 テッポウ虫・シンクイ虫・キクイ虫

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これは一見すると若葉の美しいモミジの幹です。
今日は根元にこのような木の粉がありました。(細かいおがくずのような感じです。)

樹種はモミジでなくとも、そして害虫が別の種類であっても、植物に穴を開け害を引き起こすタイプの被害はこのようになります。
幹周りが雑草で覆われているとこういう発見も遅れてしまい、酷い場合には木が枯れてしまうこともありますので、幹周りのチェックは肝心です。
もし根元で発見できなくても(上の方の枝の場合もありますので)、この時期美しいはずの緑色の葉が急に紅葉したかのように変化してきたら要注意です!
木の粉がどこから落ちているか、まずはその小さな穴を探してください。

 

2022.5.4

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この木は数カ所やられていましたので、緊急オペです。簡単です。
小さな穴にこのようにノズル式の殺虫スプレーを差し込み、シューッと一撃です。
(穴が貫通していると他の穴からシューっと出てくるので、ちょっと楽しい瞬間です。)

一回スプレーすれば撃退できたわけではありませんので、翌日以降もよく見て下さい。
 

2022.5.4 

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全体で見るとこのような感じです。(木は元気に見えますが、おがくずが根元にあるとは
こういう状態です。)
今だけでなく、秋口までは時々でもいいので気にしてみてください。

殺虫スプレーは種類が多いですが、これはこの病害虫にしかダメ!というわけではないと
私は感じます。ただノズル式は一つあると便利です。

 

2022.5.2

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数日前に譲って頂いた夫にとっての宝石です。「買ってきた!」なんて絶対に言えないありがたい石だそうです。
巡り巡ってたまたま自分の元にきた石なので、一番似合う場所でタイミングよく使っていきたいと申しております。
それはこの石を譲ってくださった大先輩からの「大事にしすぎると、使うタイミングを逃します。」というお話(反省)からの心得でもあるそうです。経験者の言葉は深く響きます。

夫は早速地面に数枚並べてみたり重ねてみたりしながら喜んでいましたが、他人からしたらもう怖いですよ。でもそれが仕事でもあるとなると、ヤバい人ではなく熱い職人ということにしてもらえます。「どっちも同じだけどね!」と私は言いたいです。
 

2022.4.30 今日のキレンゲツツジ

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毎年、桜と同じくらい開花を楽しみにしている木(低木類)です。
フワフワとした大ぶりの花で、手毬状に咲くのですが、上品な黄色のおかげで暑苦しくありません。
少し手間がかかるため、おすすめの品種ではありませんが、木陰でなら挑戦できます。ご自宅のお庭にいかがでしょうか。(半日陰くらいがいいと思います。)

 ゴールデンウィークですが、今年は半分くらい働きます。
残りの半分も夫は植木畑で過ごす予定です。結局ずっと作業着じゃないか!と思います。
 

2022.4.29

昨日4月28日発売の平凡社「別冊太陽」は、小さな平屋に暮らす特集です。(表紙のデッサンは堀部氏)
はいはい、また小さな平屋ねと思わず、ぜーひまずはお手に取って見てみてください。

水戸のono設計室による笠間の家が掲載されたと伺ったので、夫が早速購入したのですが、一冊を通して読むところ満載でとても面白いです!

時の経過を庭木からも感じる味わい深い家も掲載されており、憧れます。同時にそんな一冊の中に小野さん設計の家が掲載されたことにじーんです。

堀部さんの文章もたっぷりです。植木屋としては配り歩きたいような「植栽と庭、大事でっせ!」論も満載で勝手に応援されている気分になり、こちらにもじーんです。
 

2022.4.28

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トラックよりも手前がこちらのお客様の敷地で、見える木は全て今日植栽しました。
整い過ぎてない樹形が、窓からの眺めに動きを感じさせてくれます。
写真は1階から眺める庭とは違う木々の様子ですが、ちょっと不思議な高さに感じませんか?
実は通常の2階の高さではなく、もう少し低いです。
このリビングダイニングのあるフロアは1階よりも高く、2階よりも低い(スキップフロアと呼ぶ)位置にあります。
そのため葉(樹冠)の揺らぎや変化を強く感じる室内でして、楽しい!眺めです。

設計はcoba設計の小林さんです。素晴らしい頭脳と優しい心の持ち主です。
その才能だけでなく、小林さんは土壌まで意識してくださるので、はっきり言って大好きです。これ以上ない個人の感想ですね!

その小林さんから今日「舘さんは完成間近の家をたくさん見られていいですね。」と言われました。子供の頃からすぐ調子に乗る私は「でしょ、でしょ、いいでしょ〜」と思う存分自慢してきました。
自慢って思いっきりするとスッキリしますよね!

そんな風にさっぱりした気分で帰宅したのに、帰宅して5分後には子供と親子ゲンカになりました(私と上の子供で)。夫は家になかなか入ってきませんでした。忍法何も聞こえないの術です。正しいです。

 

2022.4.26

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昨年の3月に作庭工事を行ったお宅で少し作業をしました。窓の手前は室内です。
振り返るとダイニングだったりこの庭を一望できるオープンキッチンだったりと「あっらま~~。」とたまげる空間です。
散らかっていたからその室内を写さなかったのではなく、信じられない程整っていました。
「本当に今朝、お子さん(4人)をここから送り出したのであろうか??」と思っている私にお客様が「もうすぐ保護犬も来るんですよ。」と新たな情報までくださいました。(どうにか家を出てきた私としては失神ものです。)
例え過去に苦しいことがあったとしても、ここに保護されたらきっと幸せになりますね。

テラス前のモミジ1本で外の見え方が全く違う!というお見本のような眺めで私もとても嬉しい日でした。
まだ若いこのモミジが風格を増した姿も楽しみです。
 

2022.4.25

夫は先週、3日間程都内で萩さんに手伝ってもらいお手入れの仕事でした。(私は行っていません。)
久々にビジネスホテルに泊まっての仕事でして、以下はそこでの話です。

宿泊先のビジネスホテルのロビー階から、夫が上りエレベーターに乗り込むと、外国人の女性も後から乗ってきたそうです。
英語を話せる夫ではありませんが「何階?」はどうにか口から出てきたそうです。しかし私が思うにこれがいけなかった気がします。
なぜならその方が「エイト」と答えたにも関わらず、夫は迷わず5階(ファイブ)のボタンを押してしまったからです。
結局その女性は自ら8階のボタンを押し直し(ダメだわこの人と思ったに違いありません。)、夫は夫で5階のボタンをもう一度押し削除したそうです。
ジェントルマン気取りの赤っ恥ぶりに、この話を聞いた私は「恥ずかし過ぎる!!」と言ったのですが、当の夫は「え、何言ってんの?お蔭で和やかになって笑ってくれたんだよ。ついでに翌日萩さんにも話せたし。」と朗らかでした。

夫はこの時本当に恥ずかしいと思っていなかったようで、わざわざ宿泊先のそのビジネスホテルから電話で子供に伝えてきました。
楽しそうに電話を切った子供が、今度は私に一部始終を語ってくれたのですが、誰もが思う「お父さんはバカなのかな?」という疑問を口にすることはなく「お父さんすごいよね!何階ですかって言えたんだよ!」と尊敬していました。私にはそれが不憫でなりません。泣けてきます。

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