2022.4.30 今日のキレンゲツツジ

フワフワとした大ぶりの花で、手毬状に咲くのですが、上品な黄色のおかげで暑苦しくありません。
少し手間がかかるため、おすすめの品種ではありませんが、木陰でなら挑戦できます。ご自宅のお庭にいかがでしょうか。(半日陰くらいがいいと思います。)
ゴールデンウィークですが、今年は半分くらい働きます。
残りの半分も夫は植木畑で過ごす予定です。結局ずっと作業着じゃないか!と思います。
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トラックよりも手前がこちらのお客様の敷地で、見える木は全て今日植栽しました。
整い過ぎてない樹形が、窓からの眺めに動きを感じさせてくれます。
写真は1階から眺める庭とは違う木々の様子ですが、ちょっと不思議な高さに感じませんか?
実は通常の2階の高さではなく、もう少し低いです。
このリビングダイニングのあるフロアは1階よりも高く、2階よりも低い(スキップフロアと呼ぶ)位置にあります。
そのため葉(樹冠)の揺らぎや変化を強く感じる室内でして、楽しい!眺めです。
設計はcoba設計の小林さんです。素晴らしい頭脳と優しい心の持ち主です。
その才能だけでなく、小林さんは土壌まで意識してくださるので、はっきり言って大好きです。これ以上ない個人の感想ですね!
その小林さんから今日「舘さんは完成間近の家をたくさん見られていいですね。」と言われました。子供の頃からすぐ調子に乗る私は「でしょ、でしょ、いいでしょ〜」と思う存分自慢してきました。
自慢って思いっきりするとスッキリしますよね!
そんな風にさっぱりした気分で帰宅したのに、帰宅して5分後には子供と親子ゲンカになりました(私と上の子供で)。夫は家になかなか入ってきませんでした。忍法何も聞こえないの術です。正しいです。
夫は先週、3日間程都内で萩さんに手伝ってもらいお手入れの仕事でした。(私は行っていません。)
久々にビジネスホテルに泊まっての仕事でして、以下はそこでの話です。
宿泊先のビジネスホテルのロビー階から、夫が上りエレベーターに乗り込むと、外国人の女性も後から乗ってきたそうです。
英語を話せる夫ではありませんが「何階?」はどうにか口から出てきたそうです。しかし私が思うにこれがいけなかった気がします。
なぜならその方が「エイト」と答えたにも関わらず、夫は迷わず5階(ファイブ)のボタンを押してしまったからです。
結局その女性は自ら8階のボタンを押し直し(ダメだわこの人と思ったに違いありません。)、夫は夫で5階のボタンをもう一度押し削除したそうです。
ジェントルマン気取りの赤っ恥ぶりに、この話を聞いた私は「恥ずかし過ぎる!!」と言ったのですが、当の夫は「え、何言ってんの?お蔭で和やかになって笑ってくれたんだよ。ついでに翌日萩さんにも話せたし。」と朗らかでした。
夫はこの時本当に恥ずかしいと思っていなかったようで、わざわざ宿泊先のそのビジネスホテルから電話で子供に伝えてきました。
楽しそうに電話を切った子供が、今度は私に一部始終を語ってくれたのですが、誰もが思う「お父さんはバカなのかな?」という疑問を口にすることはなく「お父さんすごいよね!何階ですかって言えたんだよ!」と尊敬していました。私にはそれが不憫でなりません。泣けてきます。
花びらにすーっと淡いピンク色の線、なんてセンスのいい品種!とだまされないでください。
いい具合にお上品なひと枝を今朝折ってきたのです。ぜひ「ツツジ トコナツ」などと検索してみて下さい。ギョッとするような3色同時咲きがたくさん出てくるはずです。
購入を前提としたネット検索では、好き嫌いの感覚が今ひとつうまく働かないと感じる事がたまにあります。
植栽したい何かをお探しの場合であれば、庭木としてはどうだ?この画像だけで判断していいのか?と一旦冷静になるブレーキが重要だと思います。(思うだけで私はできていません。)
私はこのツツジ(トコナツ)が長年苦手でした。ですので「トコナツを是非売って欲しい」と言われれば、「喜んで!!」とお売りしました。(この約20年でお一人ぐらいでしたが。)
しかしここ数年「あれ?力強くていいかもしれない。」「花の色によってはすごくかわいいじゃないか!」と思うようになりました。
どうせ今残っているこのツツジは樹形が悪くもう売れませんし、庭作りで夫が植栽することもないので、こうして毎年かわいいところをひとえ枝折らせてもらおうと思うようになりました。
ネットでの植木購入は私もたまにします。とくにヤマアジサイが好きなのでついつい画像だけで「これだ!!欲しい!」とブレーキを踏まずに買ってしまうこともあります。
昨秋届いたヤマアジサイは夫から「何でこの時期に買うの?これ九州の苗木でしょ、今はダメだと思うけど。(ここは北関東だから)」と言われてしまいました。正しい分だけ今思い出しても憎たらしかったですねぇ。
さてそんな風に言われたこともありせっせと可愛がったのですが、やはり一鉢は枯らしてしまいました。
ただ残りの3鉢くらいは猫っかわいがりしたので冬を越し、芽吹きました。現在は急成長中ですので、梅雨時期にブルー系のコロンとした花を、ひと房でもいいので見られたと期待し年中チェックしています。
この他人からしたら小さくてどうでもいいような失敗や葛藤の繰り返しも園芸の喜びですね~。
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