2022.4.2

落葉樹はこの季節から一気に躍動していきます。そして2、3年後にはもっといい雰囲気に成長すると思います。
大谷石は手前にもう1列積みました。
今はお行儀の良い、よそ行きの表情ですが、自由に育った木々を見るのが楽しみです。
広めに空いている場所は家庭菜園(写真左手スペース)や、車の切り返し(大谷石の手前)に使う計画です。
建物の設計をなさる皆様へ。電気や水道の配線、配管は庭工事にとって重要です!うまく計画なさってください。(排水マスの位置もです。)
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昨日は保険会社の方が早速我が家に来てくださいました。
11年前の地震の時、我が家は地震保険というものに加入していませんでした。
あの時、周囲には「保険で直してもらったよ!」なんて方もチラホラいたので、「何だって!?」と焦りその後加入したのです。
そして先日の地震。「ああ案外早く使える時がきたのか、」と思い保険会社に電話していました。(もしやお風呂がリニューアルされるのか?なんて腹黒い希望もありました。)
お風呂場とリビングダイニングの漆喰壁の現状を中心に見て頂いたところで、なんと「室内の破損はポイントが低いんです。」と申し訳なさそうに言われてしまいました。
私の心境としては、「ほ?と言いますと?」という感じでした。
担当の方の説明によると、とにかく建物の外側(外壁や屋根や土台)の損傷具合が重要で判断基準としてのポイントが高いとのことでした。(我が家の地震保険の場合ですが。)
審査の結果がどうであれ、分かったことは室内の壁や床や天井がどうなろうと(たとえ修繕に何百万円かかろうと)それ程はもらえない、せいぜい自己資金の足しにする程度しか出ないということでした。(我が家の掛け方の場合ですが)
ですので、我が家はタイル貼りや漆喰壁塗りを自分達でやろうかと思っています。
これには、「また近いうちに地震がくるかもだし」という気持ちも大いに含まれています。
新築の家を建て、20年弱の間に崩れるほどではないですが2回の地震被害に遭い私は「家って小さめで、何かあっても修繕が大変過ぎない家がいいんだね!」という当たり前のことをようやく体得したようです。(大きい家や豪華な家でも修繕する余裕のある方は別です。みんながチマチマ暮らしたら夢がないですから!)
今私が気になっている事は、まだ修繕作業の準備も始めていない夫が「失敗したっていいよね?」と私に何度も確認することです。その保険的な言い回しは何なんだ?です。
最後にもうひとつ、昨日来てくださった担当の方について。
「私は応援の者でして」と自己紹介してくださったのですが、約2時間弱黙々と点検作業をしてくださいました。
地震のこと以外はほとんど話さなかったのですが、最後の方で「素敵なお宅ですよね。大切にしてください。」と声をかけてくださったのです。
全くマニュアルっぽくなかったので、じ~んとしてしまったのですが、冷静になると「大切にするから、きれいに修繕するから、だから保険金をたくさんください。」と思わなくもないです!
先日あった地震について少し書きましたが、あの地震の翌々日、私には前々から楽しみにしていた友人とお芝居を観に行くという予定がありました。
ですので、「コロナじゃなくて地震がきたか、行かれないかもな。」と少し考えもしました。
結局無事観劇することはできましたが、下北沢に昔からある小さくて古ーい掘っ立て小屋のような(アパートみたいな外階段のある)建物でのお芝居だったので、行く前から「あそこで地震がきたら...」と別の意味での緊張感はありました。
ですが、作・演出が松尾スズキ、出演者は宮藤官九郎、安藤玉恵だけという豪華な二人芝居は、想像以上の面白さで休憩なしの1時間40分、私はそこにいることだけを心底楽しみました。
演じている人がすぐそこにいるという距離の中、何度も笑い、驚いたあの時間が記憶の中にしか存在しないかと思うと観たというよりは体感したという感じです。
こんなご時世ですので、2、3ヶ月先のチケット予約はかなりの賭けで行かれない確率もありますが、私の感覚では宝くじよりも断然当たりの確率が高いです!(夫が年末ジャンボを買うもので。)
昨日の雪は積もりましたが、今日の仕事に影響が出るほどではなく助かりました。
写真は今朝のカンツバキです。
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