舘 造 園 (タチゾウエン

           

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2021.6.7 アガパンサス

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スーッと首の長い上品な花はアガパンサスです。そしてこのアガパンサスは先週、ホームセンター(ジョイフル本田の園芸コーナー)で見つけました。
仕入れ先で買えばいいのですが、非常に良い株(鉢)だったので、「欲しい!」と買いました。(仕入れ先に対する抗議では全くありませんよ。)

さて、このように鉢物で買ってきたものを地植えにする場合、真っすぐに立てて植えるのではなく、少しだけ鉢(土の部分)を傾けて植えると、「はい、今植えました!」という感じになりません。
近くに落ち葉などがあれば、それをパラパラと土にまきます。すると、「あ~ら不思議、プロっぽい!」となります。
Q「どの方向に傾けるの?」
A「鉢をクルクル回して傾けて、あーでもない、こうーでもないと試してください。」
私も現場でよく、クルクル回しています。

植えたての鉢は土の部分をギュギュっと押して(足で踏んでもいいので)、たっぷり水を与え、お互いの土が密着することを祈ってください。
 

2021.6.5

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こちらも水戸のお宅です。今日がお引き渡しでした。

植栽したヒメシャラの木にはちょうど花や蕾が付いている時期です。
樹形も木肌も美しいヒメシャラ。昔から庭木として人気があるのも分かるわ〜と納得の木ですが、こんなスペシャルな空間を用意され、舘造園育ちのこの木はまだ緊張してるかもしれません。

上部の枝は水回りの窓から楽しめ、足元の庭は和室の小さな窓に切り取られ印象的です。
しかし他人からは、そんなお楽しみのある家だとは分からない、そこがいい!と私は思っております。

この空間にこの樹形、このピッタリ感は素晴らしかったので、私は植栽作業中夫に対し「ヨッ!天才!素晴らしい。」と褒め称え現場を盛り上げました。
私も良い仕事をしたということですよ〜。

 

2021.6.4 

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今週の現場写真であり、家族写真でもあります。

現場での作業中に、時々こうしてカメラやスマホを向けられますが、「私は作業に必死なので、写真を撮られてるなんて全然気が付いていません。」という態度で作業をし続けています。ですが実際は大抵気が付いております!私の場合、演技です。

しかし、この時は全く本当に気が付きませんでした。
誰の顔も映っておらず、そしてそれぞれがちゃんと働いている良い業者風で(サボっていなくて)、とても気に入っております。(撮影者はono設計室の小野さんです。)
 

2021.6.3 その1

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上半期最後の植栽工事をしている現場で、手前の建物がご新居です(水戸市)。

更地の状態でこの敷地を見た時、夫は写真にある隣家の立派なタイサンボクを眺めればいいので、「こちら側に植木を植える必要はない。」と言い切りました。…という話ならかっこ良かったのですが、違います。設計段階の途中で「うち(舘造園)の木は、ここにいらないね、」とあっさり変更しただけです。

とは言うものの、竣工のこのタイミングで、たくさんの花を咲かせてくれているタイサンボクの木を見ると、「これは新築祝いの開花です、計算通りです。」と言いたくなります。

タイサンボクの花は下から見上げるよりも、高めの位置から見るとより感動すると思っているので、今日こちらのお2階から眺めた様子に、私はもう殿様気分でした。(それくらい素晴らしかったので)
 

2021.6.3 その2 こちらがそのお2階からの眺望

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こちらの設計者である小野さん(ono設計室)やお施主さんから、その写真はダメ!と言われたら何事もなかったかのように削除して逃げる気満々です。

手前に見えるのが隣家のタイサンボク、そしてそのもっと向こうに見えるのは吉村順三設計の茨城県近代美術館、こんな借景ってありですか!?です。

隣家に植木屋さんが剪定に入る際はぜひ口出しして頂きたいです。
「そのタイサンボクは全く迷惑じゃありませ~~ん、眺めています~、楽しんでいます~!」と。

舘造園が植えた木が、いつかそんな風に周囲の誰かに思ってもらえるといいな、といつも夢見ております。

それにしても、たまに貸して頂きたいような空間でした。
 

2021.6.1 今日の植木畑

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今週植栽予定の植木を掘り上げている父です。
今日も日差しが強いので、こうして掘り上げた植木の根や葉が乾燥しないよう、あの手この手でガードします。(木陰に置いたり、根鉢に布を掛けたり、水をこまめにかけたり、等々)

 

2021.5.31 今朝のアジサイ(品種名は不明ですが、手毬咲きの山アジサイです。)

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このような小ぶりでコロンと咲くアジサイが、緑の美しいこの時期に、中高木の足元でポツポツと咲いている様子に癒されない人っているの?と思う程可愛らしいです。(いるに決まってますが。)

アジサイを庭に植える場合、水遣りの心配が少ない秋から冬にかけて移植する方が、管理がしやすいのでおすすめですが、アジサイの品種や花色が分かり、尚且つ店頭で多く売られるのは今この時期なので、買うなら今!かもしれません。(弱りやすいので水やりをしっかり!)

店頭でお姫様のように華やかに咲いている品種は、大抵の場合庭に持ち帰ると「あれ?なんか違う?合わない?」となるので、店頭ではできるだけ「かわいい自分を過剰にアピールしない系」を見つけてください。
 

2021.5.30 昨日

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山の中のお寺へ、施肥作業に行くという夫に、子供と共について行きました。(舘造園から車で30分弱)
清い空気に包まれた、手入れの素晴らしい敷地に恐れ入りました。

その感動をお寺の方に伝えると、「ありがとうございます。でもこれからが一番大変な季節です。」と草刈り機を肩から掛けたまま答えてくださいました。

実は「今日もまた行きたいな。」と思っています。それくらい気持ちの良い場所です。

常陸大宮市・満福寺
 

2021.5.29 今日が内覧会

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最近、私の姉が引っ越しを機に庭作りに熱心です。
季節が良いだけに、ここ数日は更に熱いです。このブログも読んでます。
ですので「えっちゃんおすすめの植物をさっき買ってきたよ、これだよね?」や「こんな感じで植えたけど大丈夫?」や「土に石ころがいっぱいなんだけど、これはどうすればいいの?」等々具体的な質問が写真と共にやってきます。

昨日はこれらの質問を、私が移動中のトラックで読みあげ、夫にも聞かせました。
すると夫が「お姉さん、完全に少し前の〇美だ。」と言い嬉しそうに笑いました。
〇美とは夫の妹です。

写真は今週植栽した現場の低木や下草です。変わった種類の植物は特にありません。
将来的にどんな姿になるのか?や成長スピードを予想して…と色々ありますが失敗もありますのでお姉ちゃん、頑張ってね~(他人事!)

 

2021.5.28 

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今日のお手入れ先です。ここには(ブログには)あまり書きませんが、作庭工事よりもお手入れ作業をしている日の方がずっと多いです。

同じ樹種や植物であっても、それぞれのお宅によって成長具合はもちろん異なり「それがおもしろいよね。」と夫はよく言います。
私もお手入れ作業がとても好きです。モッサリと茂っていた緑の濃い庭に、光と風が通り始める剪定は、本当に気持ちがいいものです。(写真は作業途中です。)

さて今日はつくばいの水を全て掻き出したのですが、夫が新たな発見をしました。
それは「いらなくなった工事用のヘルメットで水をすくい出す戦法」です。
つくばい(内側)の曲線とメットの丸みがピッタリ合い便利でした。(*つくばいの形によります)
秘伝ではないので、現場の皆様、どうぞお試しください。どうせ、誰もやらないと思いますがね。

 

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