2021.8.19
しかしコロナの状況が茨城も悪化しておりますので、考え考えでやっております。
ステイホームが当然の夏休み、家事は大変ですが暇な時間もあり読書だけは進む気がします。
よって「これ読んでみてよ」や、「ここだけ読んでみ!」と夫や子供についつい勧めてしまい、いつも以上に聞こえないふりをされています。
写真は作家・西加奈子さんのごはんにまつわるエッセイで図書館の物です。何度借り読んでも面白いのでもういい加減、購入しようかと思っています。
イランで生まれ、エジプトと大阪で育った西加奈子さんが書く世界各地の話は、全て読んだわけではありませんが、小説でもエッセイでも暑苦しく、臭そうで、汚そうで、それなのに美しく、キラキラ輝く面白い話として自分の中に強く残ります。
その為本当に贅沢ですが、自分が衛生的に恵まれている場所にしか行かず、ここまできてしまったことを惜しいと感じるようになりました。
しつこい私はついに昨夜、小学生の子供にこの本の中のオススメの一章を頼まれもしないのに読み聞かせしました。
最初は迷惑そうにしていた子供ですが、読み終わると「スゴイね、西さん!」と喜んでくれました。
以上、推薦図書でした。(これでも短めに自分を抑えてお薦めしています!)