舘 造 園 (タチゾウエン

           

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2023.4.24 親しい友人からの相談

Q:草木の勢いに圧倒される毎日です。中でも(実家の庭の)ドクダミ…根を細かく切ると更に増すとか。何か良い方法はありますか?

A:ドクダミの根は浅い場所からそこそこ深い所まで地下茎で繋がっており、根絶は難しいと感じますが、減らしていくことはできます。しかしはっきり言ってその方法は地味です。
生えている土の固さにもよりますが、スコップでザクっとひと掘りし土をほぐしてから根を引っこ抜き取り除いていく、またはそこまで深く掘らずともできる限り根を長めに除去する(やり始めると意外と楽しくやりがいを感じる作業)方法です。
しかもずっと続けていると、土を掘る力がなくなってくるのでそこからはもう「とりあえず葉っぱで光合成させない!」と素早く目標レベルも下げ、ブチブチと適当に引きちぎる作戦で私はやってます。
⚠︎根っこはキッチリ乾かすか、処理しないと引っこ抜いた短い根からでも発芽しますのでお気を付け下さい。

この対処法では長い付き合いの友人の知恵袋にもなれませんでしたが、ドクダミの根を長い状態で仕留めた時の気分はクセになるという点では意見が一致しました。

ドクダミ、花の形も色(純白)も本当に可愛らしいです。ただ強靭過ぎて嫌になるのです!
もしこれが貴重な高山植物だったらきっと盗まれているはずです。
 

2023.4.22

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今朝の植木畑です。思ったよりも肌寒く上着を取りに家の中へ戻ったほどでした。昨日とは大違いでどんよりとした空ですが、植木の気持ちになるとちょっとホッとします。
こんな時は水遣りよりも草取りに適していますね。などと言いつつ暑かった昨日も私は畑で植え替え作業や草取りをし、それと同時にあちこちに植えてあるアジサイの花芽を確認してはホクホクとした気持ちになっていました。

写真の赤い花はホンキリシマツツジです。夫の両親が若かりし頃に小指サイズから挿し木し育てたと聞いております。私の知らない働き者の母が確かにいた!という証拠です。
期間限定のこの眺めを、朝に夕にと堪能している父をここ数日よく見かけます(こんなに早く満開を迎えたのは初めてだそうです)。

 

2023.4.21  作庭後間もないお客様からのご質問

Q:2日に1回の目安で水遣りを行っていますが、暑い日はもっと(毎日)行った方がよいですか?

A:今日を含め4月の中旬とは思えぬ暑さが続いておりますので、根がまだしっかりと張っていない状態のものにはしっかりと水遣りを行った方が良いと思います。
1回あたりの水遣りの仕方にもよるのですが、表土が乾いているようでしたら、4月でも夏日の場合には朝または夕方以降に毎日与えてください。(特に植栽から1年未満の方は)
だからといって毎日あげなければいけない!のではありません。
根腐れを起こすほどの水遣りはダメですし、環境にもよりますし、強く良い根を伸ばせるようスパルタ気味に育てる方法もありますが、植栽後間もない場合は根鉢が小さいので水枯れさせないよう注意して頂きたいのです。

葉をいつも観察できるような方であれば「葉が、てろ~んと水落ちしていたらそれは完全に水不足」と頭にいれた上でそこまで待ってたっぷりと水遣りする(スパルタ気味の)方法も良いのでしょうが、間違えると水枯れします。
ですので、水遣りし過ぎずスパルタ過ぎずのあたりがベストですがそれが1番難しいですね。

また、「夕方から雨、今晩は雨、明朝から雨」のような天気予報でしたら、それを見越して水遣りをサボって大丈夫です!

植栽後2年程過ぎると手抜きの仕方も分かると思いますが、私は今でも枯らしそうになったり枯らしていますので、もし枯らしてもガッカリせず「学んだ!」と前向きになってください~。 
瀕死状態だった植物を復活させた時の喜びも味わって頂きたいです。

そして水遣りについては、いろんな意見を得てください。
YouTubeで「カーメン君 水やり」と検索し見るのもお勧めです!人気ユーチューバーは分かりやすいですから。


 

2023.4.20 つくばのお昼

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昨日の作庭工事終了後、人気のうどん屋さん(やまびこ弁天)に初挑戦するも13時過ぎなのにまだまだ待ちのお客さんが大勢いたので腹ペコだった私達は断念しました。
そのやまびこ弁天の駐車場で「近くの定食屋」とグーグルマップにお願いして出てきたのがこちらのお店でした。店名は『常陸』。馴染みのある漢字に運命を感じました(茨城なので運命なんかじゃないのですが)。
13時半を過ぎていたこともあり、どうにか3tトラックが駐車できた時には(腹ペコ度も進んでいた為)本当に救われた思いでした!
お昼の営業は14時までとのことだったので、もし入店していきなり「14時までの営業ですが~」と言われたら「大丈夫です!」ときっぱり答えようと決め暖簾をくぐりました。(全く聞かれませんでしたが)

お店の外観からは分からなかったのですが、席につくと「もし美味しくなくても、この雰囲気だけで充分だ」と思ったくらい私の好きな雰囲気でした。新しいお店ではないようですが(=古め)とにかく清潔な定食屋さんでしかも美味しかったです。夫も私もお刺身定食(税込み1000円)を頂きました。
 

2023.4.19 つくば市M邸 その1

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この線だけで絵が下手だとバレますが、それでも解説したかったのです。
ここはM邸ご主人エリアで、左手側にリビングダイニングが繋がっています
黄色く描いた場所にデスクがくるそうです。私は庭(外)での作業中、このご主人エリアが一番羨ましかったです。
写真右手前に見える畳は寝っ転がりスペースの一角でここからも庭がよく見えます。
想像しただけでくつろげる空間ですよね。
工事期間中、熱を出してしまったお子様の為に仕事をお休みしていた奥様とも連日お会いすることができました。つくばにある地質標本館と関係のある方でした。絶対に行ってみよう!と思っています。
地質学の人というだけで当初は警戒していた私ですが、「すごいのは職場のおじさん達ですから」と仰るMさんの雰囲気と言葉にリラックスできました。ブラタモリに出演している人達がゴロゴロいるそうです。

住宅設計は水戸市のカナザワ建築設計事務所さんで、ご担当は鎧塚さん。なぜYさんと呼ばないのか?なんとなくです。ものすごく仕事のできるいい方です!夫も私も大好きです。

*室内の黄色や水色のテープは施工側の最終チェックの印ですが、私の目にはなぜチェックが入っているのか分からない程の細かいレベルでそれにもビックリでした。
*画力の無さからこんなデスクですが実際にはサイズも向きも形も全く違うと思います。
 
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その2
足元の園路が緑で隠れていますが、非常に良い雰囲気のお庭になったと思います。
時間が経つほど植物と馴染み、完成時(本日)よりさらにいい感じになるはずです。
今回も萩さんに石工事を助けて頂きました。萩さんもそろそろつくばツウかもしれません。

それにしても今日は暑くなり驚きました。
植栽後2~3年しますと、順調に成長していれば根っこも張り、乾燥にも強くなってきますが(真夏の乾燥は別です)、そうでないお庭のお客様は、できれば早めに灌水を行ってください!
 

2023.4.17

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先月作庭をしたお客様の家(N邸)へ、ある方(n原さん)と待ち合わせをし昨日の午後お邪魔しました。

こちら(N邸)のNさんが私達に初めてご連絡をくださった(作庭の相談を頂いた)のは、、、数年前に偶然n原邸の前を通りがかったことがきっかけだそうで、しかもちょうどその時n原さんは庭仕事をなさっていたので、Nさんからお庭について質問をし舘造園を知ったとのことでした。
これぞ口コミ!No,1!(No,1は嘘です)

先月N邸の作庭が終了した際「あの時の方にも見て頂きたい」とNさんが仰っていたので、私が連絡を取り、昨日はお披露目したというわけです。
そんな昨日、鋭いn原さんから「あの植物は何ですか?」と最近私達が植栽で使うようになった低木について質問をされました。それはヒメシャリンバイです。さすが!と思いました。
ヒメシャリンバイ、成長は遅いですが暑さにも比較的強く、花も可愛らしくよく使っております。

Nさんにn原さんとややこしいと思いますが、昨日から始まった新しい現場のM邸は写真のN邸から車で5分位の場所にあります!(それでこちらに寄らせて頂いたわけでして)
つくばには丸山さん設計のN森邸もございますし、M原邸も・・・と今更気づき驚いております。

〇きれいな芝は作庭工事後、Nさんとお子さんではられたそうで、とてもとても丁寧なお仕事でした。
 

2023.4.16

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天気が回復するという予報だったので「石だけでも運べれば」と思い、本格的には明日から開始予定の現場へ向かいました。
写真は駐車場に広げたつくば石です。(そしてここはつくば)
今はゴロゴロ~と休んでいる自然石ですが、景石になったり石垣になったり園路になったりするとまったく違う顔を見せてくれます(今回は主に園路)!私も楽しみです。
 

2023.4.14 シャガ (今朝撮った花を4種)

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桜の開花が早かったのだから何もかもが早くて当たり前ですが、雑草の成長も今年は早いですね!貧乏草ではなくハルジオンもぐんぐん成長し、写真のシャガもあっという間に旬が終わってしまいそうです。

アマドコロ

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数年前まで私と夫が間違って「ナルコユリ」と呼んでいた「アマドコロ」です。
比較的強い植物でうまくいけば増えていき、この時期は爽やかな斑入りの葉と共にベルのような花も楽しめます!
このグリーン(葉)だけをスッとガラスか何かの花瓶に挿すと、あっという間にインテリア雑誌風。(アマドコロは花屋さんにもよく売っています。)

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