舘 造 園 (タチゾウエン

           

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2023.5.19

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「シャリンバイ?」と私が聞くと「トベラ」と夫に言われました。

こちらは昨日のお手入れ先のお宅でして、茨城でも海側の日立市です(こちらのお宅からも海が見えます)。このトベラは私達が植栽したのではなく、鳥の糞から実生で育ったと思われます。
海の近くに多く自生するトベラがこうして近所のいい場所に生えてきて育つことは珍しくないと思いますが、このトベラは着地した(発芽した)位置もなかなかいいので、このまま少し成長を見守るつもりです。(今後の成長次第ではおさらばかもしれませんが!)

それにしても昨日と一昨日は暑かった!ですね。ついでに蚊にも6カ所くらい植木畑で刺されました。5月らしい5月をお願いしたいです。
 

2023.5.17 アスチルベ(白花)とヤマドウダン

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昨日は久しぶりに私も東京でのお手入れ作業に行きました。
朝からお天気もよく、高速道路からは富士山もよく見え、気持ちのいいトラック(乗車)日和でありました。

お手入れ先はこの1年の間にお車を手放されたというお客様のお宅でした。
駐車スペース(1台分)の奥が主庭だったため、お車は住居にとって目隠しにもなっていたわけです。しかしそのお車を手放されました。
するとご近所から「え、こんなお庭(緑)だったんですか?」と言われる(見られる)予想外の状態になったそうです。
それでも今はまだ垣根を作ったり、生垣風(=目隠しが目的の手入れ)にすることはせず、まずはこのままでいきましょう、というのがお客様のお考えでした。

車1台分奥まった場所から見える庭全体の瑞々しさに驚くようなお庭です。広〜いわけではないのでそれが尚更秘密の場所を発見した気分になる住宅街のオアシスです。

写真は7~8分咲きの頃が一番美しいと感じるアスチルベの白。花期は短いですが現在庭一番の爽やかさんです。
 

2023.5.16 5月中旬の朝

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突然ですが、足元の大谷石見えますか?下の写真との違いをどうぞ~。写真があったので〜。
 

2005年(~2006年頃だと思います)

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立ち位置(撮影位置)も建物の形(増築している)も違うやん、とは言わないでください。
目的は植栽のビフォーアフターですので!
この大谷石のアプローチをもっと長くし、植木屋らしくという構想が(私には)ありましたが、あれから18年…夫は聞こえないふりをし続け、一石も延長されることなく今日です。
最初ばっかり頑張って、情熱が薄れていくのは残念ですが、スタートダッシュは大切だと痛感する1枚です。

足元の低木や下草の重要度を感じて頂ければと思うのですが、それらの環境を整えているのは落葉高木です。(それと草むしり)

ちなみに今の庭の姿を目指し植栽を繰り返してきたわけではありません(そうだったらプロっぽいですが)。
「ここにこれがあったら(ここで咲いたら)いい感じかも」を繰り返してきました。途中で自分の好みが変わることもありますし、「ここには似合わないか??」と思う事もあります。「これで完成!」のない試行錯誤だから楽しい、それが庭仕事の魅力だとやっと分かってきました。
 

2023.5.14 常陸太田市

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数日前の仕事帰り(お手入れ作業帰り)に、走るトラックの窓(助手席側)から撮りました。
親子で田植え体験!みたいなものに参加したく、今年も(昨年も)子供を誘ってみましたが断られました。ぜひとも体験してみたいのはこの私です!

先週のお手入れ先では病害虫の被害も多く見られました。暑かったり寒かったり雨も多かったりでと原因はいろいろだと思いますが、害虫以外の虫もどんどん元気になってくる季節ですので、当然と言ってしまえば当然害虫も活発になっています。
病害虫に対し「断固撲滅!全滅!」と拳を振り上げる勢いで挑むことはせず(私にはこういう時代がありましたが)、「被害が広がる前に対処しましょ♪シューッ」くらいの気持ちで病害虫用スプレーなどで退治したり、枝を切り落としたり葉を取ったりと、被害をできるだけ抑え、進まないようにするいいと思います。

今年はカイガラ虫にもよく遭遇します。あれはもう、こそぎ落とすしかない(または剪定)です。
病害虫の被害があっても木自体はとても勢いよく成長しているということもよくあります(自然の中の木などはほとんどの場合消毒されないですし)。ですので「こうなったらこうです!」とは説明し難いですが、早めに見つけて対処は重要です。
 

2023.5.11 

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連休の終盤に行きました。この1枚だけ見るとフランスか?とも思えますが、水戸市植物公園です。

連休中ディズニーへ行ったという子供のお友達からクッキーを頂きました(美味しいです)。誰が偉いって連れて行ってあげた保護者だと思っているので私はその親御さんを尊敬しています。
私(と夫)はですね、「ディズニーには連れていけないけど、水戸もいいぞ!」という気持ちでこの日は子供を水戸満喫プランに誘いました(子供が満喫したかは不明です)。

*この位置から振り返ると「苔玉作り体験!」という白いテントが(この日は)あったりで、全方向がフランスなわけでは全くありません。
 

水戸パート2

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水戸市にある菓匠にいつまhanareです。当日の朝『食べログ』で見つけ、こちらに寄ってから公園へ行ったのです。(この時朝の9時半頃)
たまたまかもしれませんが、店内やお店の外で見かけたお客さんは私達家族以外全員カップル(計3組)という状況でありました。しかし私と夫はそんな状況が嫌いではありません。
空いている和菓子屋さん(カフェ)で朝からお抹茶なんて素敵過ぎますが、何度「青山とか(京都とか)だったら大変だよこれ」と言ったことでしょう。子供ももう十分分かったよという顔をしていました。

ひとりの子供には好評で、もうひとりの子供には「おしゃれ過ぎる」と言われたこちらのお店。分かる気もしますが、じゃぁ本物の青山なんて無理じゃないか!と思っています。

食べログにはコーヒーも美味しいとありました。和菓子とコーヒーもよさそうです。

 

2023.5.9 バイカウツギとヒメリョウブ

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可愛らしい植物は、育て難いことが多い=貴重なので街中やお店などで見かけると感激し尚更欲しくなってしまう!と私は感じます。
また初めて見た時は感激したりかわいい!と思ったはずの植物なのに、あちこちで見かけるうちに「ああ、またあれね」と感動が薄れるものもあり、勝手にはしゃいだり飽きたりしてすまないと、汚れちまった自分の心にモヤモヤすることもあります。
写真のバイカウツギは非常に育てやすく強いのに花が可愛らしいです。
放っておくと大株になりますが、強剪定(太いところをスパッと切る)ができますので、敷地に余裕があればおすすめです。
大株の様子は↓です。
 
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この株(バイカウツギ)から一枝切り、活けました。
一枝で素晴らしいウェディングブーケになりそうです。

花が大体終わると私は剪定をしています。そしてまた来年の開花を楽しみに1年を過ごします。剪定の際は1年後こんな感じで(こんな枝ぶりで)咲いて欲しいとイメージしながら。

2023.5.8 新芽の剪定①

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昨夕から雨風が強めです。
この時期(特に落葉樹)は新芽が美しいですが、新芽は大抵の場合葉も薄く雨が降るとテローンと雨水の重みで枝がたわみます。写真のようにたわんだ枝が目の前にくると、邪魔だわ雨に濡れるわでお困りの方もいるのではないでしょうか?
実は実際にお困りの方からご連絡を頂きまして…それで今日はこうして釈明(説明)です!


 

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