舘 造 園 (タチゾウエン

           

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2023.5.27

昨日と一昨日(5月26日と25日付けのブログ)の写真を、今朝私が「素敵だろう~~?」と自慢げに子供に見せると、つい最近こちらのお宅のすぐ近くにある焼肉食べ放題に行き堪能してきたばかりの上の子供が「すごいね、でもこういう家の人って(失礼な感じですみません)、焼肉食べ放題とか行かないんだろうなぁ」ともったいなさそうに呟くので何も言えませんでした(我が家からだと車で30分位の距離にあるお宅です)。
子供にとっては素敵な家より焼肉食べ放題まで歩いてすぐの立地の方が魅力的のようだと予想します。的中しているはずです。

分かって欲しいとは全く思いませんが、本当にすごいのはそういう立地だと感じさせないその室内なのです。
 

2025.5.26

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昨日のブログで「どさくさに紛れて室内に入れて頂いた」と書きましたが、念のため申し上げますと、お客様(T様)の許可を頂いてのことです。ついでにブラインドを私の希望で上下させられたのもT様です。

この写真を撮った立ち位置の後方にはワークスペース(作り付けの机)があります。
リモートワークが多いというT様。デスクワーク→このテーブルで食事→畳スペースでごろ寝可能な極楽空間。心配です。自分自身が入らないためのセコムをごろ寝エリアに導入するのはどうでしょうか?
そんな心配をしてしまうくらい居心地がよかったです。あ、それはもちろん庭の効果もあります!
 

2023.5.25 その1

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作庭工事中だった昨日は、ちょうど家具屋(ひたちなか市のシンクラボさん)の納品日とも重なりまして、ワクワクした空気の中どさくさに紛れて私まで室内に入れて頂いたというわけです。
進化系のブラインドが取り付けられれば感心し、椅子がこうして仮置きされれば去りがたく、どう見ても私が一番喜んでいる室内でした。

住宅設計/カナザワ建築設計事務所(水戸市)
 

その2

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こちらがそのブラインドでして、薄い(レースのカーテンのように外が見える)バージョンと遮光バージョンが2重でセットされた商品だそうです(写真は薄い方だけを少し下ろしたところです)。
屋外の見たいエリアと見たくないエリア+あちら側から見られたくないエリアを考え、圧迫感の無い範囲で塀を作る(囲えばいいってもんではないので)、そしてあとはこのブラインドで目隠ししつつも眺めを確保し楽しむ。

なんだかまるで「この素敵な空間は全て私の計算です!」みたいになってきていますが違います。塀は住宅設計をされたカナザワ建築設計事務所さんがご担当で、ブラインドや照明、家具などはシンクラボさんのご提案です。

お手柄泥棒にならないよう気を付けなくてはいけません。
 

2023.5.23

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読みたいと思っていた『サード・キッチン』は、アメリカの大学寮の話です。
本を一冊読むと自分が薄紙1枚分くらい変化した気になることがありますが、この本ではそれが画用紙1枚分くらいの厚さでした。
私にとっては遠い世界の学生の話ですが、主人公の思いや料理の匂いが胸に迫ってきました。
全く予定はありませんが、海外旅行に行く飛行機の中で読みたいような本です。というか海外旅行に行きたい!です。絶対に行かれない状況ですが。
 

今週は県内で作庭工事を行なっております。

2023.5.19

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「シャリンバイ?」と私が聞くと「トベラ」と夫に言われました。

こちらは昨日のお手入れ先のお宅でして、茨城でも海側の日立市です(こちらのお宅からも海が見えます)。このトベラは私達が植栽したのではなく、鳥の糞から実生で育ったと思われます。
海の近くに多く自生するトベラがこうして近所のいい場所に生えてきて育つことは珍しくないと思いますが、このトベラは着地した(発芽した)位置もなかなかいいので、このまま少し成長を見守るつもりです。(今後の成長次第ではおさらばかもしれませんが!)

それにしても昨日と一昨日は暑かった!ですね。ついでに蚊にも6カ所くらい植木畑で刺されました。5月らしい5月をお願いしたいです。
 

2023.5.17 アスチルベ(白花)とヤマドウダン

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昨日は久しぶりに私も東京でのお手入れ作業に行きました。
朝からお天気もよく、高速道路からは富士山もよく見え、気持ちのいいトラック(乗車)日和でありました。

お手入れ先はこの1年の間にお車を手放されたというお客様のお宅でした。
駐車スペース(1台分)の奥が主庭だったため、お車は住居にとって目隠しにもなっていたわけです。しかしそのお車を手放されました。
するとご近所から「え、こんなお庭(緑)だったんですか?」と言われる(見られる)予想外の状態になったそうです。
それでも今はまだ垣根を作ったり、生垣風(=目隠しが目的の手入れ)にすることはせず、まずはこのままでいきましょう、というのがお客様のお考えでした。

車1台分奥まった場所から見える庭全体の瑞々しさに驚くようなお庭です。広〜いわけではないのでそれが尚更秘密の場所を発見した気分になる住宅街のオアシスです。

写真は7~8分咲きの頃が一番美しいと感じるアスチルベの白。花期は短いですが現在庭一番の爽やかさんです。
 

2023.5.16 5月中旬の朝

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突然ですが、足元の大谷石見えますか?下の写真との違いをどうぞ~。写真があったので〜。
 

2005年(~2006年頃だと思います)

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立ち位置(撮影位置)も建物の形(増築している)も違うやん、とは言わないでください。
目的は植栽のビフォーアフターですので!
この大谷石のアプローチをもっと長くし、植木屋らしくという構想が(私には)ありましたが、あれから18年…夫は聞こえないふりをし続け、一石も延長されることなく今日です。
最初ばっかり頑張って、情熱が薄れていくのは残念ですが、スタートダッシュは大切だと痛感する1枚です。

足元の低木や下草の重要度を感じて頂ければと思うのですが、それらの環境を整えているのは落葉高木です。(それと草むしり)

ちなみに今の庭の姿を目指し植栽を繰り返してきたわけではありません(そうだったらプロっぽいですが)。
「ここにこれがあったら(ここで咲いたら)いい感じかも」を繰り返してきました。途中で自分の好みが変わることもありますし、「ここには似合わないか??」と思う事もあります。「これで完成!」のない試行錯誤だから楽しい、それが庭仕事の魅力だとやっと分かってきました。
 

2023.5.14 常陸太田市

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数日前の仕事帰り(お手入れ作業帰り)に、走るトラックの窓(助手席側)から撮りました。
親子で田植え体験!みたいなものに参加したく、今年も(昨年も)子供を誘ってみましたが断られました。ぜひとも体験してみたいのはこの私です!

先週のお手入れ先では病害虫の被害も多く見られました。暑かったり寒かったり雨も多かったりでと原因はいろいろだと思いますが、害虫以外の虫もどんどん元気になってくる季節ですので、当然と言ってしまえば当然害虫も活発になっています。
病害虫に対し「断固撲滅!全滅!」と拳を振り上げる勢いで挑むことはせず(私にはこういう時代がありましたが)、「被害が広がる前に対処しましょ♪シューッ」くらいの気持ちで病害虫用スプレーなどで退治したり、枝を切り落としたり葉を取ったりと、被害をできるだけ抑え、進まないようにするいいと思います。

今年はカイガラ虫にもよく遭遇します。あれはもう、こそぎ落とすしかない(または剪定)です。
病害虫の被害があっても木自体はとても勢いよく成長しているということもよくあります(自然の中の木などはほとんどの場合消毒されないですし)。ですので「こうなったらこうです!」とは説明し難いですが、早めに見つけて対処は重要です。
 

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