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2018.6.25 伊豆石
週末は沼津に家を建てたという、気になる友人の家へ行ってきました。
この玄関の石は大谷石ではなく伊豆石だそうです。(舘造園の施工ではありません。)
建築家の家というよりもひとつひとつセンスの良い施主が選び作った家という印象で、私にとってはここ最近で一番刺激を受けたお宅でもありました。
それにしても沼津がこんなにいい所だとは知りませんでした。
一方の窓からは富士山(悪天候でほとんど見えずでしたが)、もう一方の窓からは駿河湾、もちろん魚は美味しい!
しかも新幹線(ひかり)で新横浜→三島はたったの22分。
新横浜から同じ新幹線に乗り込んできた友人と「横浜のお土産はいらないじゃないかっ!」と大笑いしました。
2018.6.21
舘造園とは全く関係ありませんが、私の実家(神奈川)の引っ越しが今日あります。
同じ団地の4階から1階へ引っ越すという選択をした両親(母は足が少し不自由)。
パンダの引っ越し屋さんを頼んだそうですが、数日前から出かける時はちょっとずつ何でもいいので1階の部屋へ運んでください、と母は父に頼んでいたそうです。
そう言われた父が手に持ったものは、クラシックギター1本。母は頭にきます。
想像できるので同情します。軽いものを選び過ぎです。
近所に住む普段は優しい姉でさえ「おぼっちゃんなの!?」と呆れていました。
この父の話だけで小冊子が作れそうな人で、私は会社員時代によく職場で先輩に「えつこ~、今日はお父さんの話ないの?」等と言われていた程です。
写真の絵本、図書館の本ですがあまりにいいので5冊も(1冊400円くらい)注文してしまいました。
本当はお孫さんのいらっしゃるお客様に送ってしまいたいほどですが、我慢しています。でももしよろしければお手入れの際にお持ちします!
対象年齢は人それぞれですが6、7歳くらいまでの小さなお子さん、または私のような大人も感激できます。(物語ではありません。)
2018.6.19 庭の梅、ではなく生協さんで注文したもの。
昨日、私の友人から「木は4本でおいくら?」というあまりにも大雑把なメールが届き「簡単には答えられないから、電話をください~」と返信をしました(笑)。
もう少し丁寧に「お庭ってどれくらいでできるのでしょうか?」という質問は個人のお客様だけでなく設計の方からも時々いただきます。
敷地の環境、条件、庭の内容、規模、土壌・・・など様々な事をお伺いしなければ「はい、いくら!」とは言えない質問です。
ですので質問者の方は大抵ガッカリしているのではないかと思います。
2018.6.18
朝から地震のニュースに驚いています。
ブロック塀は施工方法により大変危険です。
鉄筋を入れずに施工していた時代のブロック塀がお近くにある方は、普段から気に止めておくことも必要だと思います。(危険な石垣も同じです。)
とはいえ揺れた時、冷静に逃げ道を探すことなど難しいに決まっています。
不安な施工の塀がご自身の敷地内におありの方は早めに再施工等をして頂きたいと存じます。
いってらっしゃい、と送り出した家族が帰ってこないこと程、苦しいことはないと思います。
2018.6.15 一昨日採った山椒の実
「あ、昨日うちのばば(おばあちゃん)が、すずめちゃんがふられて泣いたって言ってたのだ!」と話は別の方向へ行き(そんな話を孫にしていることも知り)、結局オープニングの画像よりもドラマの続きが観たい!となりました。今朝も「あれ、今日も録画してほしい」と言い残し雨の中を出掛けて行きました。
この流れを今朝、姉に報告すると父(私達姉妹の)は今、マッサンにはまっていると聞き「え!?マッサンって?」と聞き直しました。
以前放送していた朝ドラをBSで再放送しているそうです。
ああウイスキーの話かと思い、子供の頃、その父がウイスキーをグラスに注ぐ時、グラスの底からここまで、いや多すぎ、少ないというやり取りを母としていたことを思い出しニヤリとしてしまいました。
氷が入っているから多く見えるとか(笑)
2018.6.13 腰掛待合
昨年末に庭園がほぼ完成したこちらの現場。現在は腰掛待合を大工さんに作って頂いているところです。
この日は雨の落ち方を見て、最終的に雨樋の仕様を決めました。(写真は設計担当の方に連絡しているところです。)
竹の雨樋になります。
朽ちたら交換、という名脇役的な存在が日本庭園にはたくさんありますが、それらを交換する度にいつも私が思うのは、ゴミになるもの(=交換したもの)がエコだね~ということです。
竹だったり、木だったり、藁ですからね。昔の人はすごい!と思うことが多い仕事です。
2018.6.11 今朝のヤマアジサイ
昨年、何月だったかは忘れてしまいましたが、ここでアジサイが咲いてくれたら嬉しいなぁ、と思い移植したアジサイがこうして咲いてくれました。
こういう時ほど「ガーデニングの喜びってこれだ!」と実感することはないです。
自分の手でやったからこその充実感。
最近ゴーヤの苗を2本だけ植えました。日々、上へと上へ伸びるツルを見たくて植えました。
自分自身に成長が期待できない分、何か目に見える成長を求めているようです。
2018.6.8 キブシの葉(今朝クロネコ当日便で配送しました。)
東京のお客様でお着物をご趣味で作られている方がいらっしゃいます。
元々は建築家の女性です。
退職後に染織を学ぶ為、京都の志村ふくみさん(人間国宝)の元へ2年間行かれ、そして現在はご自宅で作業をされています。
私と同じくらいのお嬢さんやお孫さんもいっらっしゃいます。
私にとっては驚くことばかりの女性であるのに、さら~っと爽やかな印象の方です。
そして、ごくたまにですが染色用の植物についてお電話があります。
数日前は「キブシって舘さんの所にありますか?」というご相談でした。
植物で糸を染め、織り、着物に仕立てる。
想像しただけで気が遠くなります。私などは踏み込めない、踏み込もうとも思いません!
*キブシは舘造園にありませんので、知人(枝物を専門で栽培されている方)の畑で昨夕切らせて頂きました。
2018.6.6 今日の午前中
午前中はお天気がどうにかもってくれたので、高所作業車で木の中へ入り込んでの剪定作業をしてきました。(樹木はプラタナス・入り込むのは夫のみ)
その後、自宅でお昼休憩をしていると、ご近所に住む方から夫の携帯に連絡が入りました。
しかし電話を取ると切れてしまう。こちらからかけ直しても通じない。
「どうしたんだろうねぇ」と話していると、玄関の外から「こんにちは~、携帯の充電が切れちゃったんだよ!」とその方がもう、立ってらっしゃるではないですか。
こちらにとっては瞬間移動並みの素早さです!
おじいちゃんと呼ばれている方ですが、とてもそうとは呼べない行動力。
笑いながら玄関の戸を開けました。