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2020.3.6
仕事の事で聞きたい事があり、朝の9時からcoba設計さんに電話をしました。本来ならば2分で終わりにできる電話であったと思います。
なのに私の話がまたまた脱線し結果、目の前にいた夫に両手でバツ!とされました。(迷惑だから早く切りなさい、というジェスチャー。)
実はその前に、実家の母からはおススメのテレビ情報を、途中で受話器を渡された父からは「ラジオで聞いたんだけどさ、悦子は話題のスウェーデン人植木職人を知ってるか?」という、重要&重要でない内容の電話がありました。
という事で家系のせいにしたいと思います。
ちなみに、この家の両親も突然わざわざ携帯電話を鳴らしてまで「今、7チャンつけてみな!」等と知らせてきます。
大抵は和風総本家的な庭の番組だったりします。で、私達は大抵見ません(笑)。
しかし先日お施主さんに「あ、そのジョウロ知ってます!前に和風総本家で見たから知ってます。」と言われ、「見ておけば話せたなぁ」と後悔しました。
(ですが、うちのは地元の金物屋で買った量産品です。)
だったら、スウェーデン人植木職人の話ももっと聞いておけばよかったのか!?と今、反省中。
2020.3.5 今朝のムスカリ

さて昨日、夫に封書が1通届いたので渡すと、開封した夫が「やっぱり親方はさすがだよ。」と言うので、私が「泣けちゃう?」と聞くと見せてくれました。
「舘君」と書かれた袋には、今年の新年会で撮った集合写真が1枚(旅館のようなお宅にて)、それと一筆箋が入っていました。
直筆のお手紙の最後には「仕事のほうは少し頑張って下さい。」とありました。
麻布植祐の上野周三さん(親方)は優しさに溢れた方だと思います。
夫は東京庭苑(幡ヶ谷)での修行後、実家(舘造園)を継ぐ前に本格的な茶庭を学びたく、上野さんに懇願し迎え入れて頂きました。
その際、親方は「私達も舘君の仕事を見させてもらって、学びたいと思います。」と仰ったそうです。(親方は東京庭苑の代表であった小形研三さんにも憧れていたということで。)
謙虚の塊かっ!とツッコミたくなる程です。
ちなみに建築業界では丹下健三さんがメジャーかと存じますが、庭園業界では小形研三ファンも非常に多いです。(メジャー度に差がありすぎる点が残念!)
2020.3.4

昨日は快晴の宇都宮にて、お引き渡しでした。
この約1ヶ月の間、堀部さん、所員のS井さん、工務店の伴さん、渡辺さん、そして萩さんと同じ現場を前に働けたことが本当に光栄でした!
昨日は(昨日も)たくさん喋って、たくさん笑ったので、免疫力がアップしていそうです。
どんより天気の今日は、仕事中の夫を撮ってみました。
「載せるなよ、」と言っています。
頭なんて抱えて二日酔いかい?それは私だ(笑)。
2020.3.3 長いです!

三浦しをん(さん)の小説を初めて読んだ時、あまりにその情景がイメージしやすいので不思議に感じました。その後エッセイで小田急線沿いに約20年間住み続けているという事を知り、しかもその場所が私にとっても馴染みのある場所だったので(町田近辺)、そういうことか!と思いました。(私は合計約25年程、小田急線沿いに住んでいました。)
この小説は違いますが、植物への愛情も非常に深い方と感じます。(「愛なき世界」もおすすめです。)
左は堆肥について、非常に分かりやすく書かれている本でした。
コンポストがあると「ありがとう、落ち葉!」という気持ちになれます。
生ごみを入れるのを秋や冬だけにすると、ハエもほとんど発生しません。
敷地に余裕のある方はこの時期に準備だけでも始めておき、今年の秋から使い始めてもいいと思います。
それからもう図書館へ返却してしまったのですが、元首相・吉田茂の長女である麻生和子さんが書かれた「父・吉田茂」という本も非常に面白かったです。
政治的な事よりも、あの時代のあの家の暮らしのエピソードを紹介してくれているような感じです。
マッカーサーに会ってきた父親に「どんな方でした?」とか聞く日常ってありえないですからね。(地味に暮らしていたと言いながら、結婚準備の下着をアメリカで全て揃えて刺繍を入れてもらう、等も)
とにかくす~~っと読めるエッセイのようでした。
休校に備え料理本も数冊借りてきたので、「食べたいな、作りたいな、と思うメニューに付箋を貼っておいて、」と子供に言ったところ、材料代が高そうなメニューばかりに印があったので思わず笑い「あのね、なんでも予算ってのがあるんだよ。」と言いましたが確かに美味しそうでした。
以上、特に好評でもなさそうな本情報の日ですが、私は満足です!きっと実家(小田急線沿い)の母も。
図書館がもし閉鎖されたら、ブックオフに走りたいと思います(笑)。
(電子書籍も読みますが、まだ苦手です。)
ちなみに写真は桃ではなく白梅。(写真が雑すぎてお恥ずかしい。)
2020.3.2 福島県へ

あまり心の準備をせずに、お邪魔するといきなりこのリビングダイニングでした。
こういう気持ちを「!!!」と表現するんでしょうね。(本当に驚きました。)
39歳から本格的に建築を勉強されたという方の自邸です。
生きてこられた時間全てが素晴らしい形で表現されているのではないかと思い
感動しました。
2020.3.1
先週は朝から夕方まで、私も毎日宇都宮の現場に出ていたのですが、その間ずっと母が夕食を作ってくれていました。普段、ブーブー文句を言う嫁の私を、当たり前のように助けてくれていた母。
こたつでパワーを蓄えくださっていたお陰でございます。
「最高だ、ばばは天使だよね!」と言いながら食事をするお調子者の私に向かって「もう、ばばに文句を言っちゃダメだよ!」と子供から釘を刺されましたが本当です。感謝のみです。
というわけで、少しの間いい嫁の存在する家です。多分ほんの少しの間。
2020.2.29

見たこともないような色です。花びらのように見える白い萼片(がくへん)が細~い紫色のラインで縁取られています。
凝ってる!と言いたくなります。
完成後のお庭を前に、よくお客様から「この庭に合う花を自分で選べません。」と言われ
るのですが、クリスマスローズは冬も青々とした葉が茂りますし、花もうつむき加減で雑木の庭にも馴染むと思っています。
それにしてもこんな写真1枚撮るだけでも、バタバタっと走ってきてわざと映り込み邪魔をする子供。
この一カ月の間に、普段は余裕がなくてあまり教えられなかった生活(洗濯や簡単なごはん作りや庭仕事等)のことを教えられたらなぁと思っています。というか手伝ってもらわないと私が、ひとり給食センターみたいなりそうなので!
2020.2.28 作庭終了 その1

しかし、今日はお施主さんのお母様に「木を植えるってこういう事だったのね、全然知らなかった、癒しね、ほんとに素晴らしいと思って見ていたの」とまで言って頂きました。
そして堀部さんも素晴らしい!とわざわざ連絡をくださいました。(工務店さんから画像を送ってもらったそうです)
嬉しいな、いい日だなぁ、忘れたくないなぁ、と思いますが、子供の休校が1カ月も続いたら母さん忘れそうで怖い!
2020.2.28 作庭終了 その2

その小学生の素直な感想には驚くばかりでした。
「この家かっこいいんだよねー」と友達に言っていた女の子にも拍手!
萩さんも今日まで手伝ってくださり、現場にいる間はコロナウイルスも忘れる程楽しい5日間でした!
(宇都宮名物、判明しないまま見送りました。)
住宅設計/監督 堀部安嗣建築設計事務所