舘 造 園 (タチゾウエン

           

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2019.10.27

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半年ぶり会った友人2人。そのうちのひとりが「最近結構、頑張って断捨離をしたんだよ」と言いました。
今日は一緒に笠間に行ったのですが、あるお店でその友人が「あれ、かわいい、欲しい」とこのカバを大変気に入りました。(ん?すごくかわいいけど断捨離したのに?置物?いいの?と私は言いました。)

友人が真剣に悩んでいると、お店の方が親切にも「他のお店には同じ作家さんの物で他のタイプのカバも売っていますよ、」と教えてくださったので、他のお店のカバも見に行きましたが、友人にとってはイマイチだったので買いませんでした。

そういう訳で結局、最初のお店のカバがやっぱり一番だ、だから戻ろうとなったのですが、その時その友人が「あ~、売れっちゃってたらショックだな~」と言うので、私ともう一人の友人は「もし、この短時間であのカバが売れていたら本気で驚く!!」と話しました(笑)。

写真は友人が自宅に戻ってから送ってくれた写真です。つまり、無事手に入れることができたのです。

購入したお店は笠間の「ギャラリー門」といいます。友人がこのカバを嬉しそうに購入し抱えて帰ろうとした時、レジにいた方とは別の店員さんが「あ、買われたんですね」とニコニコしていて、それが「よし、売れた」という笑顔ではないように感じられ、一瞬のやりとりでしたが、いいシーンでした。




 

2019.10.24  Yasushi Horibe Architect & Associates

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かっこいいので英語にしましたが、こちらの住宅設計/監督そしてこの写真は堀部氏によるものです。

今年3月の作庭中や作庭後には、建築のプロ向けに見学会等が行われていましたが、あっちからもこっちからも感嘆のため息が洩れていました。
(こちらの住宅は、新建築住宅特集 の最新号に発表されています。)

建物の外観も室内も年月を重ねれば重ねるほど、住めば住むほど惚れ惚れする家になることは想像に難くない住宅でしたが、それは堀部さんや工務店さんの力だけではなく、こちらのお施主さんの隠しきれない魅力がそう予感させてくれたのだと思います。

今回も作庭に協力にしてくださった萩原さんと岡本さん(健良苑)、本当にありがとうございました。

写真には写っていいませんが、つくばいも配置されています。
今、たまたま近くにいた夫に「この庭の設計ポイントは?」と聞くと…
「渋めの植木を入れてみました、じゃ分かりにくいか、」と申しております(笑)。


 

2019.10.23

昨日の即位の礼のニュースが好きで、朝からテレビの前で「まるでお雛様だよね~」や「天皇陛下にノーベル平和賞ですよ!」や「ドレスも素敵だよね、雅子さま」等のコメントをしっぱなしの私の真横で子供が「もう、このドレスでご飯をこぼしちゃったらどうするのよ、だよ」と庶民的この上ないこと言うので笑わしてもらいました。

2019.10.22 ㊟表紙は違います。

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本屋さんへ行きました。
夫が「この本に載っている庭の感じがなんかいいなぁと思ったらOさんちが出てて、舘造園の名前も出てたよ。」と別の本を立ち読みをしていた私の所へ持ってきてくれました。

一瞬私には「いい庭だなぁ、と思ったら俺の作った庭だった。」という超・強気な発言に聞こえ驚きましたが(笑)それは間違いで、自然な庭がうまく生活に馴染んでいる家ばかりが、分かりやすい文章と共に紹介されているとってもいい本でした。(良さが伝わりますでしょうか!?)
ちなみにそのO邸を一緒に作庭してくれたのも萩さんです。

「本て載ればもらえるんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、そうではない場合もございます。

O邸はちょうど4年前に作庭したお宅なのですが、本の中でお施主さんが庭や樹木から与えられる楽しみや喜びについて語っておられるのも読み、初めてその思いを知りました。
そしてそのことが私は写真よりもずっと嬉しかったです。

それにしても表紙の写真が、かわいい!です。

舘造園が作庭したお宅はP78~P89に「東京都・O邸」として掲載されております。



 

2019.10.21 日比谷公園の首かけイチョウ

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先週末、東京での仕事帰りに夫は日比谷公園に寄ってきたそうです。
現在開催中だというガーデニングショーについて「どうだった?」と私は聞いたのに
「やっぱりこの建物とイチョウがすごくいいよ。」という感想でした。

このイチョウは、日比谷公園の設計者である本多清六が自身の首をかけ、日比谷通りの拡幅工事から(伐採から)守ったという有名なイチョウだそうです。

「普通は自殺した木かと思うよね」と夫も言っていましたが、私も同感です。

ある人が自身の首をかけてまで守ってくれた、ということをこの木は充分承知なのではないか?と思えるほど誇りに満ち溢れている立ち姿ではありませんか?

今、樹木に自身の首をかけてくれる造園家っているのかしら?いや、そんなカッコイイことをもし言ったとしてもきっと「それは、法令によりですね・・・」と現実的な意見で消されてしまうんだろうな、と予想します。
いやいや、夫ならば!頑張ってくれるはず(笑)。でも妻として首は困る、いやそれより何より夫はそんな重要なポジションにはいないので考え過ぎでしょうが。

 

2019.10.18

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頭上では今日もヘリが頻繁に飛んでいますし、サイレンに、住民への放送等、とにかく物々しいです。

写真は完全に断水していた日のもので、今は置いていません。

ポリタンクに蛇口が付いただけで、こんなに便利って本当にすごいです。「人助けだわ~、偉い!」とタンクの前で何度も言いました。










 

2019.10.17

本日夫は都内で久しぶりに萩さんと作業をしておりますが、明日はまた雨という事で、色々と心配です。

水害のニュースの為か、常陸大宮の空には朝からヘリコプターが毎日飛んでいますし、テレビのロケバスらしき車も見かけます。
そしてそのお蔭と言いましょうか、一昨日の夕方頃、夫の携帯電話が鳴り「あ~、お久しぶりです、うちは大丈夫です。」と嬉しそうに話し出していました。
電話を切ると夫は「部屋長(へやちょう)からだったよ、さすが部屋長~」と言っていましたが、実は私も部屋長では?っと思っておりました。

部屋長とは・・・夫が学生時代に入っていた、古~い学生寮では同部屋の長をこう呼ぶそうです。(確か4人部屋くらいと聞いたような)
ちなみに夫も含め部屋長以外は、部屋子(へやこ)と呼ばれるそうで、年賀状にも、「部屋子、元気か?」と書いてあるのを見かけます(笑)。

いつまで部屋子なのよっ、といつも笑ってしまいますが、夫曰く部屋長は偉いそうです。
確かに30年近く経っても部屋子の心配をしてくださるなんて、本物の部屋長です!


 

2019.10.16  えんがわ薬局

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今年4月に作庭をいたしました、水戸市内のえんがわ薬局[設計・監督/ono設計室]がこの度発表されました IBARAKI DESIGH SELECTION にて大変素晴らしい賞を受賞されました。

庭にだけでなく、この計画の全てに大きな力を注がれたono設計室の小野さん、おめでとうございます。

そしてこの庭を共に作ってくださった、鳥飼さん、岡本さん、萩原さん、本当にありがとうございました。皆様のご協力に改めて感謝いたします。

時々頂きますご質問について今日はひとつ。(どこからが舘造園の仕事?というご質問)
こちらもそうですが、建築家の方はまず庭のエリアが決まった図面(ざっくりの場合も細かい場合もあります)を私共までお持ちくださいます。そのエリア内を設計し、話し合いを重ね作庭工事までを行うのでが私共の仕事です。

それにしてもこの席からこう庭を眺める!みたいなことを計算できる方ってどのくらい数学が得意だったのでしょうかね、といつも思います。(時々実際に聞いてます。)
でもどうやら、数学より感覚のようです。
写真奥にあるベンチの居心地もとってもいいです。
 

2019.10.16

我が家の断水状況ですが、蛇口からジャージャーと水は出ませんが、試験通水ということで、困ることのない勢いで通水しております。
ご心配頂き、ありがとうございました。

ラグビーのワールドカップ、カナダ代表選手が土砂を取り除くボランティア活動をしながら「ラグビーよりも大切なことがある」と言っているのをニュースで見ました。
もう、一瞬でラグビーファンです。遅過ぎですね(笑)。
 

2019.10.14

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断水の為、1日に何度も井戸から水を運びました。

子供は水を運ぶだけでもワクワクしてしまうお年頃です。
こうしてわざわざ外で野菜を切る必要も全くないのですが、喜びそうなのでやってもらいました。

しかし、ついうっかり「楽しいね!」なんて言ったらきっと「家が水浸しの方達の事を考えなさい。」と叱られそうなので、本音を言うのを我慢している感じでした。

車で10分も走れば、泥だらけの家財を家の中から運び出し、黙々と掃除を進めている地域が広がっています。



 

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