舘 造 園 (タチゾウエン

           

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2025.8.10 江戸東京たてもの園(小平市)

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移築や復元によりタイムスリップしたような街並みが見学できる小平市にある江戸東京たてもの園です。夫が昨日ひとりで行ってきました。

前川國男邸が素晴らしい!という話をよく聞きますが(そして実際に素晴らしかったそうですが)、夫にとっての江戸東京たてもの園は、修行先(東京庭苑)で初めて連れて行ってもらった作庭工事現場(高橋是清邸の作庭現場)だったというこでとても思い出深い場所だそうです(話だけなら200回くらい聞いた気分の妻です)。
その時担当させてもらえたのがこの井筒型のつくばいで、四方からうまく水が流れるようビシャン仕上げをすることだったそうです。(ビシャンという道具ですこーしずつ削る。)

あんなに充実した見どころたくさんの場所が入場料400円ってすごいよ、しかも空いていて!と宣伝しております(夏に歩く人は少ないでしょうが)。

こちらに行く前には私も一緒に前々から行きたかった大泉にある『牧野記念庭園』にも寄りました(車だと30分くらいの距離)。
牧野富太郎が64歳から亡くなるまでの約30年間を過ごした自宅と庭園跡地が見学できます。
広すぎない敷地内を歩くと実際に暮らしていたであろう姿をイメージしやすく、植物の近くで最後まで生きた偉大な牧野富太郎を身近に感じることができました。
*本当にコンパクトな敷地ですのでわざわざ行くと「こんなに狭いの!?」と思う方もいると思います。がしかしその面積が私にとっては「ああ、楽しかったー」で終わる疲れない広さでとても良かったです。

夫が江戸東京たてもの園を見学している時間、私には別の用事がありました。簡単に言うと子供の夏休みの宿題関係です(別に夫の昔話から逃げたわけではありません、本当です)。
そして今日(お昼)は学校の体験学習で考えたらしいメニューを子供と一緒に近所の施設で食べるという予定があります。
時間が戻りますが、一昨日はお友達とプール(温浴施設付き)に行った子供の迎えついでに自分もお風呂に入ってきました。子供に指定された迎え時間より1時間半くらい早くプールに到着し、ゆっくりお風呂やサウナや水風呂を楽しみ子供(とお友達一人)を乗せて帰宅しました。
こうして家族の誰かの予定に誰かの予定を無理やりにでもくっ付けて楽しむという技を私も夫もようやく身につけたなと感じる夏休みでもあります。しかし何度も言いますが子育て終盤です。


 

2025.8.6

暑すぎて、そして雨が降らな過ぎて困っていますが(大事にしているアジサイの葉が焼けてしまいましたが)、水やりもしていないブルーベリーだけは豊作です。
しかし収穫するにも外は暑すぎるので朝の早いうちにと思いますが、今日は朝からもわ~とした不快な空気が漂っていました。
ブルーベリーは凍らせて、これまた凍らせておいたバナナそして普通のヨーグルト、牛乳少々(時々はちみつもプラス)と共にハンドミキサーでガーっとやって飲みます。
もちろん家族に差し出す時には「デパ地下なら700円だよ」と言います(どうしても言ってしまいます)。それに対し家族はもう何も反応してくれませんが、「おいしい!!!」とは言ってくれます。簡単で本当に美味しいです。毎年感動しているので毎年書いている気がしてきました。
 

2025.8.1 武相荘(旧白洲次郎 正子邸)

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周りの友人知人、家族、とにかくみんなから「いいよ!」と言われ続けていたのになかなか行くチャンスのなかった武相荘(旧白洲邸)に今日やっと夫と行くことができました。
そりゃいいわ!こりゃいいわ!の素晴らしい場所で、時間をかけ作られた人達とそれを維持されてきた人達の両方を尊敬しました。
青々とした真夏の木々に包まれた武相荘の魅力を帰宅後子供にも伝えようと(興味がないことは分かっていましたが)、パンフレットを差し出しましたが「そういう所に行ってたの?昨日からしらすしらす言ってたからシラスを食べに行ってるんだと思ってた」と言われ一瞬でパンフレットを仕舞いました。
 

2025.7.29

暑さから身を守る対策として今年の夏は現場での仕事を制限しております。
そのためお客様にはご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。
空いた時間で夫は植木畑の草刈り、打合せ、材料集め(仕入れ)などをし、それなりに忙しそうですが、おかげさまでこの夏は元気です。

ああ、それにしても雨が降りません。
 

2025.7.24

10日くらい前から夫はとあるご新居(舘造園から車で5分くらい・舘造園が植栽したわけではないお宅)の植木が気になるようで私に「声をかけてもいいと思う?」と何度か質問してきています(正直、ちょっとうるさい)。
どうやらそのお宅の前を通る度に夫は弱ってきているメインの一本の植木に目がいってしまうらしく、水やりをしているところも見かけたことがある(だから世話はちゃんとしている)、でもせっかく水やりをするなら今液肥も与えればうまく復活していく(元気になる)はずだと言うのです。

私は最初「急に声をかけられたらそれは怖いでしょ、今の時代ずっと我が家を見てたんですか?って話になっちゃうんじゃないの?」と言ったのですが、さらに話を聞くと、そのお宅の方と会ったことも話したこともないけれど全く知らない人というわけじゃないんだと言うのです(地元ですので)。

今日(今朝)もそのお宅の前を通過したそうで、「やっぱり声をかけようかな、別にいいよね」と私に言ってきました。またその話かと思いつつも私がポストに「舘造園と申します。実はお宅の植木が気になりまして・・・」とカードでも入れればいいのか?とも考えましたが、もっと怖いだろ!それはセールスでしょ!?という話になるので踏みとどまっているところです。ということで何か展開がございましたらご報告いたします。できれば良い展開をお伝えしたいと思っていますがどうでしょうか。

今日も朝から恐ろしく暑いですね。昨日は夕方から雷が鳴りましたが結局雨は降らずでした。
皆さまの地域はいかがでしょうか?
水枯れにご注意ください⚠️
 

2025.7.19 イヌタデ

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あらかわいい花が咲いてるわと思ったらそれは雑草だったということは年中ありますし、私にとっては雑草じゃないしと悩む植物もあります(夫にとっては悪の植物が私にとっては素敵!もよくあります)。

写真のイヌタデも低木の間から線の細いこの花が数本咲いている様子は本当にかわいらしく、今朝は灯篭の脇で咲いていたので「絵になる!」と喜びました。でも抜き去りました。
本当に植物が好きなんだか嫌いなんだか分からない薄情さです。しかもこんな風に活けたりもして。

突然ですが、昨晩まで3日連続で男子バレーボールを観ていました。その前は女子バレーを観ていました。一度でいいから生で観てみたいと思うものがたくさんありますが、「この時間に会場にいるってことは、この時間から帰るのか」や「トイレに行くのも大変そうだな」などとすぐ考えてしまいます。ああ嫌だ。
 

2025.7.16

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江國香織の本をたくさん読んできたわけではありませんが、私の知っている江國香織の小説とは少し違うこの本がとても面白く、図書館へ返却した後も「あの楽しい人たちの中にまた行きたい」と思い借り直していたくらいです。
主人公は学生時代の同級生3人(50代女性)で、作家の民子、海外で仕事をしていたが辞め帰国した理枝、主婦の早希の3人です。同世代としては設定を聞いただけでも楽しそうじゃないですか。

先月私は学生時代の友人(2つのグループに分かれ)と会い、とても楽しい時間を過ごしたのですが、この本を読んでいる間は自分がもうひとつ別のグループといるような気分になり、それが楽しく心地良い読書でした。

実際に遊びに来た友人二人と(夫も子供も一緒に)ごはんを食べている時、たまたま本の話になり、その友人二人がうちの子供に向かい「どんな本読んでんの? 」や「え!内田康夫読んだことのないの!?」、「浅見光彦シリーズだよ?」と立て続けに驚くので、子供も興味が湧いたようで「それってどんなの?」と聞いていました。
するとさらっと(すらっと)「旅とグルメと殺しだよ」と答えるではないですか、子供も噴き出し笑っていました。追加で「ほんとに面白いよ、私なんてあのシリーズで日本の地理にも詳しくなったからね!」と学生がぐっとくるフレーズまで持ち出してくれました。
 

2025.7.10

今朝のニュースで関東地方も午後から雨が降る予報だと言っていました。
連日の厳しい暑さで植木畑もカラカラですが、広い植木畑全体に水をあげることはできないので仕入れたばかりの植木や移植したばかりの植木、心配なものにだけ朝または夕に水を与えています。
そのため雨はまさしく天からの恵みでありますが、その雨が夕方から降り始めるでしょうタイプの天気予報だと悩みます。
今朝も「今はカラカラだけど午後からは降るって予報で言ってたしな…でも絶対に降るとも限らないしな…」と少し悩み結局移植したばかりの心配な5株分くらいにだけに水をやり終了してきました。

雨どいから雨水が落ちる場所2か所にだけ桶を置き溜めています。見た目は良くないですが、溜まり始めに聞こえてくる桶の底を叩くようなポタッポタッという音に(雨)きた!と嬉しくなります。
桶に水がある時はそこにジョウロをドボドボと沈めたり、ひしゃくで掬い植木の水やりに使っていますが、ここ数日は残量ゼロで干上がった桶の底を見る度に米びつにお米がないような悲しい気持ちになっています。

数日前に水をケチりすぎると皮の固いトマトに育つと読んだため(雑誌・やさいの時間)、トマトにも水を毎日あげるようになりました(私が育てているのは毎年黄色いミニトマトですが)。

 

2025.7.6 夏のお庭報告 

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2週間ほど前に植え替えたアジサイ2種ですが、仕入れ先への注文指定の仕方が甘く(夫が注文)、欲しいアジサイではないものが届きました。「色さえ指定しなかったわけ!?」と文句を言いまくりましたが、アジサイの色について疑問*に思っていることがあったのでここに植え観察してみることにしました。(こうしてすべての怒りを楽しみに変えられたのなら私は素敵なお母さん&奥さんになれていたことだろうと思っているところです)。
*アジサイの色(青系・赤系)は土壌の酸性・アルカリ性の違いよるものだと言われ続けているが、ではなぜ同じエリアに青と赤ミックスで咲いている場所があるのか?(=それって本当に酸性とアルカリ性の問題だけなのか?)という疑問です。

アジサイではもう一つ、薄い青色を濃くしたいのなら土壌をもう少し酸性にしろ(赤くしたいならアルカリ性にしろ)ということもどこにでも書かれているのですが(便利な肥料も売られているので)、実験をしたことはなく興味がありました。
そんな風に思っていたある日、私はスーパーのお漬物(自分で作る)コーナーでミョウバンを見つけました。「はっ、ミョウバン!(あじさい生産者)ユーチューバーが青にする時使うって言ってたミョウバンだ、しかも安い(だからプロが使う)!」と悩むことなく1袋をかごに入れました。
ちょうど注文してあった鎌倉の明月院と同じ種のアジサイ(姫アジサイ)6鉢も届いたので、その中の1鉢にだけミョウバンを撒いてみました。こちらも来年が楽しみです。

さて私がこれらのずさんな実験作業を行いつつ一番、そして何度も思っていたことは「ここからの経過を長期間、同じ条件下できっちり観察できたり画像に撮ったりできる人(研究者とかユーチューバーとか)って本当にすごいな!」です。なぜなら私はこの時点で達成感いっぱいだったからです。
多分ここからは「楽しみ楽しみ」と思い眺め、枯れない程度の水やりをするくらいです。

この夏は5月に植えたきゅうり(たった3株の苗)が、うまくいっています。私の野菜畑戦略は「たった数鉢しか植えないんだから、ちょっと高めの苗を買い失敗のリスクを下げる」です。
そうして選ばれた今年のきゅうり苗の名前は『うどんこつよし」です!もちろん名前で選びました。そもそも今年は梅雨時期の雨が少なかったからなのでは?ですが、うどん粉病にも負けず収穫できています。
 

2025.7.5

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ヤマモモの実です。青い夏空となんて合うんだ!とそのかわいさに毎年強く惹かれます。
この日はしゃがんで草取りをしていてふと上を見上げるとこの眺めで、思わず「ワオかわいい!でも私はきっと写真に撮らないだろうな、暑いし面倒だし」と思ったのですが、作業後この日はそんな自分の予想通りになってたまるかと思い撮りました。自分にまであまのじゃく!

※ヤマモモの木は雌雄異株ですので、実を付けるのは雌株だけです。
 

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