2026.2.23 佐藤愛子さん
書店によっては佐藤愛子コーナーがあり、そこには「祝!101歳!」(現在は102歳)のような帯やポップがたくさん見られます。しかし実は認知症になられていたのです。
その葛藤や怒り(現在進行形)、思い出(過去)を美化しすぎず娘の立場から書いてくださっている本がこちらで、とても面白かったです!
ショートステイや老人ホームを決めるまでの葛藤や入ってからのことなど、悩み苦しむのに憎しみも多く、その本音に笑ったりほろっときたりです。
佐藤愛子さんは「つまらん話をする奴を私は恨むね」とよく言ったそうです。
つまらん話とは「自分とこの庭に何の花が咲いてきれいだ、とか、どこそこへ旅行に行って食ったもんがうまかったとか」そういう内容だそうです。
「そういうどうでもいい話をする奴、キライだよ。人が食ってうまかった話なんて面白くもなんともない。そんなにうまいモンなら持ってこいってんだ」と続く思い出話には、「そりゃそうだ!」とぐうの音も出ず、にやけてしまします。
(自分はこのブログで主にそういうことを書いちゃってるので、ですよねですよねと恥ずかしくもあるのに。)
偉大だった母の姿が強烈すぎた著者(響子さん)の語りを読むうちに、私の中では俄然、その偉大だった頃の母(佐藤愛子)の作品を改めて読みたい、読んでないの読みたい!となっており、早速買いに行きました(写真の本は図書館で借りました)。