舘 造 園 (タチゾウエン

           

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2025.1.13 最近読んだ本

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文庫本の3冊は1月4日に近所のブックオフのお正月セールで買いました。110円でも嬉しいのに88円もあり(中吊り小説)、まさにお年玉でした。しかもどれも当たり!の面白さ。

全く好評でない本の紹介を今年もたまにしていきたいと思いますが、どうぞどうぞ飛ばしてくださって結構です。

左上より
板上に咲く/原田マハ・・・彫刻家・棟方志功の生涯を主に妻の立場から追った小説で、読んでいる最中から実物の版画を見に行きたい!!となりました(できれば青森に)。

バリ山行/松永K三蔵・・・年末に図書館でこの緑色の表紙が目にとまり「バリかあ、大昔に行ったな~楽しかったな~」と内容を全く知らず読み始めました。それがよかったのか、え!?と驚く内容と言いますか、そもそもバリ島のバリの話でもなんでもなく「山行」が重要だったわけで、でも私は「山行」という意味すら知らなかったのです。
山行とは山岳地へ行くことだそうです~。じゃあバリ島の山岳地へ行く話か?というと全く違います。年末年始に読んだ中でベスト3に入ります。

おらおらでひとりいぐも/若竹千佐子・・・いつか読もうと思っていたのでセールで買い読み始めると、「あれ?なんか知ってる、ああやっぱり知ってる」と思い口に出すと近くにいた子供に「お母さん、それ前にも読んでたから」と言われた本。まずいです。老いと死の境の話だと思えるこの小説ですが私も着実に老いております!

ゆびさきに魔法/三浦しをん・・・単行本を買う事はあまり多くないのですが、三浦しをんさんには弱いです。ネイルとは無縁の人生だった私ですがそれでもやはり三浦しをんさんの小説は面白いドラマを観ている時のような気分にしてくれます。そして読んでいる間ずっと、そのネイルがゴージャスだったり可愛らしかったりする友人の指先をイメージしていました。

湯道/小山薫堂・・・経営の厳しい(家族経営の)銭湯をめぐる話で温泉やお風呂の魅力を文字で感じる喜びがありました。主人公が都会の有名建築事務所から独立した建築士という設定もとてもリアルでございました。

中吊り小説・・・タイトル通りですが、電車の中吊り用として書かれていた短編小説(しかも豪華な作家)です。「これを電車に揺られながら見上げて読んだらもっと面白かっただろうな~」と思う内容多しです。

おまけ
図書館に返却してしまい写真もありませんが、『うそコンシェルジュ』という小説(津村記久子)も非常におすすめです!文庫本になったら絶対買う!と思っています。

さてー、このように押し付けがましい私ですので家族にも読書を推奨しております。
下の子供には東野圭吾の「マスカレードホテル」を面白いよ~と紹介していたのですが、数日前に読み終わったそうで「すごいよ!面白かったよ!」と言っていました。でしょでしょというこの気分、書いたわけでもないのにいい気分~。
夫からは「絶対に面白い、みたいなのは?」と聞かれますので、毎回超ベストセラーな本を紹介しております。そして大抵それは好評です、さすがベストセラー。


 

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