舘 造 園 (タチゾウエン

           

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2024.7.2

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山椒の実を茎から取るのは私の場合1回にこれくらいで十分です。作業は好きですが飽きるので(写真は茎を取る前の状態)。
茎を取った後、塩茹でするのですが家中が素晴らしいアロマになるのでいい気分なります(山椒はなんとミカン科、だから柑橘系のいい香がします)。
すると「もっと収穫しちゃうか?」とも思うのですが、これぐらいで余裕をもってやめておいたほうが来年もこの作業を楽しめるはずです。

老舗旅館の女将が親しい方やお得意様用に手製のちりめん山椒をおすそ分けしていたら、それが評判となり商品化された… みたいなサクセスストーリー(清い心が生んだであろうサクセス)があったと思うのですが、今日は(今日も)それを思い出し「私にはできない、でももらえるならそのちりめんはぜひ欲しいな」と蚊と戦いながら収穫しつつ考えていました。
ちりめん山椒は大好きですが私が作っても失敗しそうです。私の場合女将の商品を買った方がいいと経験からなんとなく予想できてしまうためチャレンジはしていません。



塩ゆでした山椒の実はコツコツ冷凍しリスのように溜め込み、肉や魚を煮る時に気が向くと使います。するとひと手間加えた風の美味しさになります。収穫から塩茹でまではひと手間以上ですが、調理段階ではその手間も忘れているので、「ラクなのにえらい!」となります。
 

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