2022.5.29 本 その2
そのお兄さんが宮城県のアパートで2019年に一人突然死してしまい、警察から電話がくるのですが、そこから始まる火葬やアパートの片づけ、そしてお兄さんと生活していた(お兄さんが亡くなった時は出かけていた)小学生の息子さんの転校等含めた引っ越しまでの5日間をまとめたエッセイです。
(『家族』よりもこちらが先に出版されています。)
この本は今日借りてきて一気に読んだので、忘れられないドキュメンタリー番組を観たような気持ちになっています。
ただ苦しいだけのエッセイでは全くなく、その場にいたら不謹慎であろうときっと自分もそう思うだろうなと共感し、笑ったり泣いたりしてしまう村井さんのエッセイにどっぷりはまっているのです。
今日この本を借りる時、図書館の方に「村井理子さんの本ならなんでもいいんですけど(この2冊以外で)何かありますか?」と聞きました。すると「すみません、、、あとはこれしかないんですけど、、、これでもいいですか?」と困ったような笑顔で『ブッシュ妄言集』を紹介されました。
村井さんはブッシュ元大統領のおかしな発言をTwitterで訳しつつ、更に面白いツッコミを入れたことでも有名な方だそうで、それらを集めた本(パート2まであります)でした。
私は「借ります、借ります、」と言い、今日は約20年前のブッシュ発言に今更ながら涙を流し笑い転げもしました。(ブッシュの発言だけでは大笑いできないのですが、村井さんのとどめが、ツッコミが素晴らしい!)
村井さんのガッツの1000分の1でも自分の人生に取り入れたいです!