2020.12.25 靴下型のミニカード
より快適に生きる為の手術なので、本人にも家族にも深刻なムードは全くありませんでしたが、コロナ渦なのでお見舞いも禁止となっています。
私の母は入院や手術には慣れている人(何度も経験してしまっている為)なのですが、入院初日から「今回の食事は驚くほど少ないのよ~、1800キロカロリーって言うんだけど信じられないくらいよ」などと言い、楽しそうに電話でメニューを発表してきました。
「里芋なんてね、2分の1個よ!お味噌汁はお雛様のよりは大きいけれど、薄い玉ねぎのスライスが5切れくらいって信じられる?」等という話(愚痴)です。
しかし母はいかに自分が普段食べ過ぎていて、カロリーオーバーか、そして塩分の取り過ぎかを改めて感じたそうで、今日の電話では「でももう(入院5日目なので)胃も舌も慣れてきたみたいで健康的なのよ、味はいいのよ、」なんて嬉しそうに話してくれました。
ですので私も「そうだよ、普段二人で食べてるから、味が濃すぎても、カロリーオーバーでも気づいてないんだよね。よかったじゃない、」等と娘らしい事を言いました。
ところがです。その後に続いた母の話で、母は昨日父に電話をし、自分が父に作り置いてきたお惣菜で何か残っている?と聞き、そしてその中から牛肉とごぼうの炒めたのと、もう1品(何かは忘れました)を病院まで届けて欲しいと頼んだと言うのです。
「そうしたらね、白いご飯が足りなくなっちゃって~、」と白状した母自身が大笑いしながら話す始末です。
「それじゃあ胃も舌も全然慣れてなんかないじゃない!?濃い味の牛肉食べちゃってるし、作り置きの意味が違うよねぇ」と私も呆れ、大笑いでした。
「だって私は何を食べてもいい患者なんだもの」と母が言うので信じますが、どうか退院まであと数日のことなので、辛抱してほしいものです(笑)。
今日はクリスマスですね。
私は明日の母の電話が楽しみです。クリスマスを感じるような一品はあるのでしょうか!?きっと残りの牛肉ごぼうを食べちゃってるはずです!