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2020.10.27 その2 土壌について。
 

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同じ現場の植栽時の様子で、敷地に砕石や砂を厚く敷いてある土中の様子です。
(土表から20㎝程度が砂で、それより下に砕石、そしてその下が土です。)

砕石に養分が無いのは当然ですが、砂にも植栽樹木に必要な養分がほとんどありません。その為この穴に樹木を植えても、徐々に元気がなくなります。
ですので、理想は樹木や植物を植栽する場所には砕石や砂を入れないでおくことです。
(それは植木屋の理想!なのでしょうが、植木屋なので。)

写真の作業は、樹木を植える穴を樹木の根鉢よりも一回り大きく掘り(この穴は小さな低木用サイズ)、養分のない砕石や砂を掘り上げているところです。この後、ここへ良い土を入れ植栽しました。
こちらの現場は植栽樹木の本数も少なめでしたのでしたが、例えば植栽樹木が多く植栽エリアが広い場合には、土替えの費用が追加されると思います。

こちらのお施主さんは、ご自身で敷地の砂の上に、芝を張る予定だそうです。
この建物もテラスも樹木も一層引き立つと思います。
(芝は砂地でも大丈夫ですが、芝張りの際、芝用の土を混ぜるとより良いと思います。)

ご自身で楽しむ花壇や、家庭菜園のエリア等、良い土が必須となることを庭に取り入れようとお考えでしたら、建物のプランと同時に庭のプランも設計者へ伝えるといいと思います!
 

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