2019.10.21 日比谷公園の首かけイチョウ

現在開催中だというガーデニングショーについて「どうだった?」と私は聞いたのに
「やっぱりこの建物とイチョウがすごくいいよ。」という感想でした。
このイチョウは、日比谷公園の設計者である本多清六が自身の首をかけ、日比谷通りの拡幅工事から(伐採から)守ったという有名なイチョウだそうです。
「普通は自殺した木かと思うよね」と夫も言っていましたが、私も同感です。
ある人が自身の首をかけてまで守ってくれた、ということをこの木は充分承知なのではないか?と思えるほど誇りに満ち溢れている立ち姿ではありませんか?
今、樹木に自身の首をかけてくれる造園家っているのかしら?いや、そんなカッコイイことをもし言ったとしてもきっと「それは、法令によりですね・・・」と現実的な意見で消されてしまうんだろうな、と予想します。
いやいや、夫ならば!頑張ってくれるはず(笑)。でも妻として首は困る、いやそれより何より夫はそんな重要なポジションにはいないので考え過ぎでしょうが。