2019.8.8
その方が「この家は父が800円で買った家なの」等という興味深いお話もしてくださったそうです。
私はそれを夫から聞き、家が800円だった時代を突然近くに感じましたし、何より今日もその家にその方自身が住み続けているということグッときました。
さて、写真の絵本は昨日、図書館で借りた新刊です。
どうだ!と言わんばかりの豪華な著者名に、まんまと惹かれパラパラ~と読み始めたら「うっ」と息が詰まるような、苦しい戦争の話でした。
それでももう一回は読もうと思い借りてきましたが、ついつい暑い中、再び暗い気持ちになるのを避け、一晩置きっぱなしにしてありました。
が、今朝いきなり子供がその本を私の布団に持ってきて「これ読んで」と言いました。
(表紙と題名に惹かれたのだと思います。)
「朝からこれか、、、」と、ぼーっとしながらページをめくると、家だからなのか、隣に子供がいるからなのか、ポロポロと泣きながら涙声で読む羽目になってしまいました。
子供は明らかに泣いている私には何も言わず、読み聞かせ終わると、さっと本棚にその本を戻していました。
暗い気持ちのお裾分けで、ごめんなさい!でも素晴らしい絵本です。
ちなみに私は、戦争映画や暴力的なシーンの多そうな映画はもちろんのこと、サスペンスドラマでさえ見たくない人間です。
なので、本選びの幅も狭い、狭い。